今年は9月に行われる自民党総裁選がまず注目されそうだ。
是まで自民党総裁選は3選を禁じ2選6年とされて居たが強い阿倍政権誕生で
一気に党の規則を変え3選9年とする案が今年の自民党総裁選で決定する公算
が高くなった。
現在の自民党の状況からほぼ間違いなく阿倍総裁の3選9年は決定でしょう。
今の自民党の中には阿倍氏に対抗出来る強力な人が見たりません。
一番の対抗馬は岸田氏と言われて居るが阿倍氏の信頼も厚く、是まで総裁選に
出た事もなく無理しなくても譲って貰えばと、待ちの姿勢が窺える。
是に対して国民的人気も高い石破氏は前々回の総裁選で地方票を阿倍氏の倍
近く獲得したが国会議員票で逆転された苦い経験がある。
党幹事長・地方創生担当相で全国的人気はあるが、党内基盤が弱い。
加計・森友学園問題では厳しく追求し、後ろから鉄砲を撃つ裏切り者との
声もあるとか。
唯一女性首相候補を狙う野田氏ですが、前回総裁選の推薦人不足で立候補を
諦めた経緯があるが今回はどうするかですね。
最後にダークホース的存在として36歳の小泉進次郎氏が居ます。
親譲りの独断的手法で人気があるが、若年と経験不足でまだ早すぎるとの
声があるがまだまだダークホース的な存在の様だ。
大方の見方は、自民党総裁選で阿倍氏は盤石の体制で公言して居る憲法改正
を任期中の2020年までに行う姿勢は崩さない様ですね。
ただこの処、経済政策にも、政治的にも少し陰りが見え始めたのが気になる。
アベノミクスを強力に支え大規模な金融緩和を実施して居る黒田日銀総裁
が4月で任期切れとなるが、是を継続させるのか、新しい日銀総裁の交代
か?阿倍氏は選択を迫られて居様だ。