前代未聞の横綱暴力事件は日本相撲協会の権力闘争に発展し、被害者側
の貴乃花親方への厳しい処罰で一応幕引きかと思われたが、未だ激震は
収まって居ません。
14日初日を迎える大相撲初場所は、陛下を迎えて展覧相撲となるのが
恒例ですが、今年はこの協会内のゴタゴタで陛下の招待を辞退した。
これは賢明な事かも知れません。
そもそも騒ぎの要因は旧態依然として改革をしない現八角理事長に対し
行動を起こした貴乃花親方との対決にあると言われて居ます。
それが元横綱の日馬富士関の暴力事件で、表面化したとも言える。
現在の日本相撲協会はモンゴル力士なくしては成り立たない程になって
しまって居ます。
確かにそのモンゴル力士の頂点に居る白鵬関はかくかくたる業績を挙げ
相撲協会に貢献して居ます。
モンゴル力士を優遇すのは理解出来るがここは日本です。
協会を無視してモンゴル力士会で星の貸し借りを遣ったり、横綱として
品格を欠く行為を行うのはどうかと思われます。
勝負判定に不服を唱え土俵で抗議のスタンドプレイを行ったり、禁じ手
ではないが、横綱が注意を無視して張り手を繰り返す。
白鵬関は現在外国籍の力士は部屋持ち親方になれない決まりを打破する
様に動いて居るとか。
しかし相撲は日本の国技だからそう易々外国人に勝手にされては堪りま
せん。
現在の日本相撲協会も横綱審議会もモンゴル力士擁護派です。
是では白鵬を目の仇とする貴乃花親方への厳しい処罰も納得です。
確かに貴乃花親方の相撲協会に対する対応は巡業部長としてどうかと
思われる点が多々ありました。
しかし池坊横審議長の説明はこじつけで無理がある様に感じる。
池坊氏は陛下とふた従兄弟になる毛並みのよい家系の出身です。
元政治家でもあって、現池坊流当主夫人でもあり協会を牛耳って居る
と言われて居るそうです。
協会は色々言われていますが、今回更に立行司のセクハラ行為が暴露
された。
どうも相撲協会は緩み過ぎて、ガタガタになって居る様だ。
ここらで理事総入れ替えで、一門制・部屋の問題を含めて今の日本
相撲協会を立て直して貰いたい。