日々好日

さて今日のニュースは

訪日外国人が落としたカネは4兆4161億円・一人当たりの客単価減の傾向

2018-01-17 08:53:42 | Weblog

國交省は2017年日本を訪れた観光客が落としたカネは4兆4161億円
であったと推計したそうです。

これは前年比で17・8%増となる。

訪日外国人の数は2869万人です。

国別消費額では中国が前年比14・9%増の1兆6946億円で全体の4割。
台湾5744億円・韓国5126億円。

一人当たり消費額は13%減の15万3921円。
国別では中国が23万3882円。
豪・英・欧米諸国・韓国は7万1795円これは滞在期間が短いため。

尚政府は2020年に訪日外国人数4千万人・消費額8兆円の目標を目指す。

ただ日本は夜の観光で諸国に較べ弱い。

まず日本では基本的には深夜営業が禁じられ、早く店を閉める。
深夜運転の交通機関が皆無となる。
これは治安第一・人手不足・国民の考え方等が要因と思われる。

何処まで規制緩和出来るかが今後の問題ですね。

ナイトタイムエコノミィーが叫ばれては居ますが・・・・

処で急激な訪日外人増にはクルーズ船寄港の増が挙げられる。
17年クルーズ船寄港回数2765回・利用客253万3千人。

政府はクルーズ船誘致を進める国際旅客拠点形成港を全国6ヶ所指定。
クルーズ船利用の観光客を2020年に500万人の目標を目指す。

そのため大型クルーズ船が寄港で出来る岸壁整備する。

国を挙げて観光立国を推進する様ですね。


今年の民法改正で遺産分与でも大幅改正か?

2018-01-17 08:11:08 | Weblog

民法改正の相続分野の要綱案が、どうやら纏まった様だ。

相続分野の民法改正は1980年以来38年振りの改正となりそう。

今回の遺産分野の改正の要点は下記の通りです。

法律婚の配偶者に優遇。
遺産分与で残された配偶者は遺産分与の際家屋の居住権が認められ
分与の対象から外される事となった。
婚姻20年以上で生前贈与された家屋は遺産分与の対象から外す。
自筆証書遺言の内財産目録はパソコン作成も可。

婚外子の遺族相続は嫡出子の半分とする民法規定は最高裁判断で
違憲となったのでこの規定は削除されて居る。

法律婚の高齢配偶者の生活保障のため居住権を確保する。
配偶者は亡くなれば子どもは所有権を取得出来る。

この改正案では配偶者の再婚の場合はどうするか等の問題がある
との事です。

なお改正案は1月22日召集、今年の通常国会へ提出の予定。


阪神大震災今日で23年・次々に起きる震災で忘れ去られ様として居る

2018-01-17 07:25:21 | Weblog

1995年2月17日早朝午前5時46分、阪神淡路大震災が起きた。

関東大震災以来と言う大きな災害で死亡者6434名で殆どが建物の下敷きに
なり発生した火事で、焼き殺された人達だった。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の犠牲者が殆ど津波によるもの
であった事とは対象的です。

おまけにどちらも寒い2月と3月に起きて居ます。

震災の規模・範囲に差違はあるが、どちらも我が国の根幹をひっくり返す様な
大事件でした。

阪神大震災が起きて今日で23年の歳月が経ちます。

現在震災が起きた神戸や阪神地方は完全に復活して当時の面影を知るよすがも
なくなって来て居ます。

殆どの人が忘れかけ遠い昔の事となって居ます。

日本は災害の多い国でその後全国で大きな災害起きて居るので無理もない事
です。

しかしあの巨大な高速道が無様に横倒しされ、街中が紅蓮の炎に包まれて
居た情景は何時までも忘れ去る事は出来ません。

ただ災害が一番酷かった兵庫県は今な復興再建の借金が4386億円も
残って居ると言う。

後で起きた東日本大震災が殆ど国が丸抱えで地元負担がゼロに近い状況
とは違い、先に発生した阪神大震災とは其処が違う様です。

日本経済の中心的区域と東北地方との違いがあるので仕方ない事かも
知れませんね。

ただ次に起きるあろう南海トラフ地震が、何時起きるか?
どの位の規模なのか?

判らないだけに不安ですね。