韓国政府は慰安婦日韓合意について、次の様な声明文を出した。
2015年日本と朴韓国大統領間で成立した合意は認めない。
日本が合意で拠出した10億円は凍結し、同額は韓国政府が、代わって
拠出する。
両国が合意したのは事実だから再交渉は求めない。
その上で日本には、慰安婦の名誉と尊厳回復に努力を求める。
一見すれば日本に配意した声明文の様な感じがする。
処が真意はその様なものではない様だ。
基本的には日本が朴政権と結んだ日韓合意は承服出来ないと言う事です。
ただ国と国と合意した事は認めて居る様だ。
そのため国際上問題となる日本の拠出金は凍結し、代わりに韓国政府が
それを拠出し慰安婦に支払いますと言う事。
そもそも慰安婦問題は作られ一人歩きした疑いが濃い。
確かに朝鮮人慰安婦は存在した。
その頃の社会情勢で弱い女が生きて行くには身を売らねばならない人達が
居た。
何も朝鮮人だけに限られた事ではなく、日本でも貧しい農家の女子が売られ
慰安婦となって生きて来た事実がある。
慰安婦問題で擁護する気はないがその時代の考証もしっかりすれば、現代
でも、理解出来るのではないかと思う。
あってはならない事でこれは責められる事ではある。
ただ慰安婦問題では韓国も大きな口はきけない筈です。
かって朝鮮戦争の折韓国は救国婦人として強制的に自国の婦人を米兵に
慰安婦として差し出して居たと言う事実もある。
その時は慰安婦を樽つめして、米軍基地に送り込んだと言う噂もある。
また朝鮮戦争休戦後、すぐ韓国はベトナム戦に参戦しました。
此処でもベトナムとのヒドイ慰安婦問題があったと聞く。
極限に置かれる戦争では必ず慰安婦問題が出て来ると言う事です。
日韓で慰安婦問題が持ち上がったのは、韓国の元慰安婦の怪しげな懐古
話しに飛びついた朝日新聞の功名心の強い記者の記事が発端の様です。
これが拡散し、それを信じた日本の政治家がいい顔して軽はずみに認め
謝罪した。
韓国は是を政治的に利用し反日運動で国を纏めて行った。
一人歩きした慰安婦問題はどう釈明しても止めようがありません。
日韓合意の条件の一つは、慰安婦像を日本大使館前から撤去する事でした。
その慰安婦の像は慰安婦の像ではなく、元々戦争に苦しむ少女の像が何時の
間にか少女慰安婦の像になったのでは言われて居ます。
何は兎も角この様に慰安婦像が一人歩きしてしまっては世界中から日本は
悪者扱いにされます。
日本の外交の拙さが今日のこの状況を生み出して居る。
今は言われるままカネを巻き上げられ、韓国の言う儘になるより手がない
のでしょう。
今回の韓国の声明は決して日本を許さない、骨の芯までしゃぶり尽くしぞ
と言う脅しに見えて来る様だ。