西日本新聞は社説で主に政治の場に於ける女性の活躍を取り上げて居ます。
男は外で女は家を守ると言う固定的性別役割分担が長い間日本を支配して
居ました。
日本の伝統文化の上からはそれが良い方に作用して来たケースが多かった。
反面女性の職場進出は結婚までの腰掛けとか、結婚後離婚問題や、鍵っ子
子どもや不良化等様々な問題にも発展して来た。
しかし男女平等を叫ばれる今日、実力のある人をドンドン登用して業績に
貢献するのが当たり前となって来ました。
そのため男女雇用機会均等法が施行され女性の管理職は常識となって来た。
しかし昨年発表の男女共同参賀推進状況では、企業の課長クラスに示す
割合は1割にすぎず海外と較べて日本は極端に少ないとの事。
国は働き方改革で女性の力を借りて行って行くと言って居ます。
しかし女性の社会進出の壁は厚く、天井も高い。
特に女性の政治面での進出は諸外国に較べて極端に低い。
日本はまだ女性の総理大臣は居ません。
政府は2020年までに指導的地位を占める女性の割合を30%に
する目標を立てて居るそうです。
現在日本の衆議院の女性比率は10%程度と低い。
国民の中には女だてらに言う風潮がまだ強い様だ。
議員立法で衆参両院・地方議員増を目指す政治分野の男女共同画
推進法が昨年の衆院解散で流れて居ます。
阿倍首相が唱える、女性が輝く社会への実現はまだまだ先の
話しの様だ。