昨年の相撲は前代未聞の横綱が起こした暴力事件と、白鵬関の取り組み
判定に不満を表し、土俵に居残った事件等が起こり大きな問題となった。
二つとも根っこはモンゴル力士に対する日本相撲協会の対応の拙さによる。
今や日本の相撲協会はモンゴル力士が居ないと成り立たない程になって
います。
従ってモンゴル力士に振り回されて居ると言っても過言ではない。
確かに白鵬関の業績は大きいがそれをよい事にモンゴル力士の我がもの顔
の振る舞いは許し難い。
噂ではモンゴル力士会はモンゴル力士達にとって協会以上の存在とか。
堂々と星の貸し借りが行われて居るとか。
それに反感を持つ貴乃花親方は力士会にとっても協会にとっても目の上の
タンコブです。
モンゴル力士会の飲み会で日馬富士関の暴力事件が発生。
それが自分の部屋の弟子だったのでこのままでは協会にもみ消されると判断
貴乃花親方は警察に届け出て警察の処置に任せた。
是が協会としては面目を潰されたと判断、貴乃花親方潰しに掛かる。
被害者側の親方が先輩である八角理事長の携帯に出なかったのは礼を逸する
との理由で役職を取り上げ小学生の相撲指導と言う閑職に追い遣った。
これは相撲協会を敵にまわした貴乃花親方の戦法の間違いでもあったので
仕方ない事ではある。
そもそも日本の角界は、出羽・二所・時津・高砂・伊勢が濱・貴乃花の
六つの一門がある。
其処には親方の部屋がそれぞれある。
出羽は、出羽海・春日野・武蔵山部屋等12の部屋で52名所属。
二所は、佐渡ケ嶽・片男波・二所の関等9部屋で32名。
時津、時津風・井筒等8部屋で25名。
高砂は、八角・東関等5部屋で22名。
伊勢が濱は、春日山・友綱・伊勢が濱等6部屋で26名。
貴乃花は、大嶽・立浪・貴乃花部屋など4部屋で12名。
この中で貴乃花一門が、相撲協会改革を唱え創設されたもので、
一門中で一番新らしい。
この親方全てを敵に回したのだから厳しい処罰は仕方ないの
かもしれないが、一番の痛手は一門の大嶽親方の裏切りが
応えたのかも・・・・