官製の年賀ハガキを買うのは１年間の無沙汰を詫びまた１年間の
お世話を願うだけでなく、年賀はがきについたクジの楽しみも
挙げられますね。
私の年賀はがきも退職してから滅法枚数が少なくなりました。
特に今年の年賀はがきは少なかった。
段々お先に、おいとまごい、される方が多くなって来たからでしょう。
年賀はがきは、生きて居る事の証明ごっこの、感があります。
処で例年は最低でも３等の切手シートに１枚くらいは当たって居たが
今年は１枚も当たりませんでした。
年末ジャンボで３０００円程あたったので、年賀はがきでも少しは
クジ運がよくなったのではと思ったが、甘い考えでしたね。
外国人を受け入れ日本の技術を習得して貰い母国の経済発展に役立って
貰うと言う結構な主旨で始まった外国人技能実習制度ですが、実態は
人手不足の農業や中小企業の労働者集めです。
職種は農業・機械加工・自動車整備・介護等７７職種です。
実習は最長５年と条件付きで、実際母国で技術を役立たせる事は難し
と言われる。
実際は生活費稼ぎが殆どで、それでも労賃は自国より高いので借金してでも
実習生に応募する。
現在実習生の数は２５万人で日本の産業を支える貴重な労働力となって居る。
処が受け入れる企業側は酷い雇い主も多く、過酷な労働・労賃不払いや
長時間労働・労災保険金の横取りなども多いとの事。
アブナイ・キタナイ・キツイと日本人が遣りたがらない職場で低賃金で働か
され怪我しても労災保険は雇い主に取られる。
一度雇用されたら転職出来ないシステムで多くの実習生が泣いて居るとか。
日本としてこの儘で良いのだろうか？
姑息な技能実習制度を取らず堂々と外国人労働者を受け入れる事は出来ないか
そうなると日本の雇用環境が変わる可能性も出てきますね。
何とか違法雇用主を罰する方法はないのでしょうかね。
共同通信社が今年初めての全国電話世論調査を行いその結果を発表。
まず阿倍内閣支持率は４９・７％と前回より何故か２ポント増えて
不支持率も３６・６％と前回より４ポイント減って居た。
阿倍政権下の憲法改正には５４・８％が反対、前回より６ポイント
増で、賛成は３３・０％で前回より３ポイント減でした。
阿倍氏はすぐにでも憲法改正の国会発議をしたい考えの様ですが
国民は必ずしもこれに賛同してない様だ。
專守防衛に反すると長距離巡航ミサイル反対は４６・７％でしたが
賛成も４１・７％あって拮抗ですね。
軍備拡張に国民は危機感を持つ人と持たない人が拮抗して居る。
また今年９月の自民党総裁選では阿倍氏三選賛成４５・２％で、反対
４７・５％でこれも拮抗と見るべきでしょう。
原発即時停止には４９％が賛成で、４２・６％が反対。
これも理想と現実を考えれば拮抗も納得。
２月の平昌五輪に北朝鮮参加に５８・９％が賛成で３１・９％が反対。
この世論調査が全てではないが、色んな事が見えて来ますね。
医師法で医者は原則診察・診療・治療を拒む事が出来ないとされて居るが
医者も人間です、過酷な手術等、長時間労働で自らをボロボロにし過労死
過労自殺等が増える原状を見直そうと言う検討会が厚労省で行われた。
これは医者の働き方改革の一環として行われた。
神にでもすがりたい患者の願い、今までは医者は聖職でそれに応えるのが
当然とされて来ました。
しかし医者不足の現在それも限界に来て居るのが原状の様です。
今回医者の労働時間の的確な把握。
労使三六協定を超えた時間外労働の有無確認。
設定時間の見直し。
薬・検査手順・入院説明・診断書入力業務の移管。
勤務間インターバル導入の検討
当直明け勤務の負担軽減。
短時間勤務等の柔軟な働き方導入。
保育サービスの導入。
等が検討項目との事。
医者は勤務外でも医療技術の進歩に対応して自己研鑽に時間かけねば
生き残りが出来ない。
患者の診察・治療に応じる義務を応召義務と言い、是を拒んだら、
医師として遣って行けなくなる様に世間がそうなって居る、
医は仁術なりと言う言葉があるが、医者も人間である。
中には狡賢く立ち回り暴利を貪る医者も居るかも知れないが大半は
我が身を省みず医療に尽くす人が多いはずです。
医者の過労死や過労自殺をこれ以上出さないためには何処かに合意
点があるはずですので、見直しが必要ですね。
