財務省は昨日8月31日で各省庁の19年度予算概算要求を締め切りました。
各省庁の概算要求は既に判明し取沙汰されて居ます。
医療等の社会保障費・防衛費・それに借金を返す国債費の膨張が目立つ
一般会計の要求総額は過去最大の102兆円超えとなりそう。
各省庁が来年10月消費税率アップを狙い、景気対策・幼児教育無料化等の
政策を打ち上げ予算獲得に動いた事が大きい。
厚労省の予算は18年度比で2・5%増の31兆8956億円。
防衛省は2・1%増の5兆2986億円で過去最大。
各省は看板政策優遇の特別枠を使いそれぞれ増額要求。
総務省の地方交付税は一般会計ペースで15兆8111億円。
来夏参院選に向けて、財政健全化アッピールのため、借金返済の国債費は
18年度比で、5・5%増の24兆5874億円。
防衛費増は対北朝鮮対の地上配備型迎撃システムイージスアショア購入が
大きい。
なお社会保障費は厚労省分と他省庁分を合わせて31兆8956億円。
今後、財務省が何処まで各省庁との予算折衝で抑えられるか?
恐らく12月予算編成時、当初予算とし初めて100兆円超え予想が出て
来た様ですね。