安倍氏は念願の自民党総裁３選を果たしました。
是までの３選禁止の党規約を改正して、強引になした総裁３選です。
改憲や安保・経済等に対しそれだけ強い決意が窺える。
安倍氏はデフレ脱極を念頭に経済活性化政策を打つと同時に相反する国家財政再建と言う
大きな二つの目標を持って居ます。
経済活性化に国家出動となれば、国家財政は危機に陥る可能性が出て来ます。
金融緩和を続行すべきか否や。
北朝鮮・中国・ロシアとの国防問題,対ロシア北方領土問題はどうするか？国土防衛はどうするか？
度重なる災害に省庁間一元化の防災省設置し強靭な日本を創り上げる。
都市一極化是正の地方創生。
生涯現役のため全世代型社会福祉実現、そのための財源捻出。
エネルギィー問題で再エネと原発稼働をどうするか？電力会社の発電と配電の分離問題は・・・
課題山積ですが、安倍政権は国民に納得の行く政策を打ち出して呉れるのか？
期待半分と不信感半分です。
トランプ氏が打ち出した各国へのイラン原油輸入禁止は万事米国の言いなりになる
我が国も例外でなく受け入れざるを得ない様だ。
トランプ氏はイランの核合意からの離脱にイランに制裁として１１月４日まで各国
にイラン原油輸入停止を求めた。
これを受け、日本の石油元売り各社は一斉にイラン原油輸入停止に踏み切ったとの事
割安イラン原油の輸入禁止はガソリンの高騰が目に見えます。
強国の都合で日本はいつも振り回される。
日本はイランに恩こそあれ恨みはないが、泣く子と地頭には勝てませんね。
政府はイラン原油に代わる中東産原油の輸入に切り替えるので支障はないと強調。
この事についての日米協議に期待が寄せられて居る。
米国としては自国原油を買って貰えばよいのですから少しも困らない。
日本では日毎にガソリン価格が値上がりして居るとの事です。
昨日自民党総裁選の投開票が行われ、予想通り安倍氏が絶対多数で３選を果たしました。
処が肝心の安倍氏が浮かない顔の様です。
それは票の取り方にあるらしい。
国会議員票は８割は確実と言われ絶対的に有利とされて居ました。
処が開けて見ると当初石破氏の国会議員票は５０票がせいぜいと思われて居たが７０票
もあった。
また前々回総裁選で完敗した地方党員票、今回は引き締めをおこなったが石破氏が４５％
も獲得しました。
矢張り地方党員には安倍氏の加計・森友学園問題、憲法改正問題、アベノミクス経済政策で
可成り不満がある様で、安倍氏の威光にも陰りが見えて来た様です。
永久に不変はないとは言え現実となると矢張りショックは隠せない様です。
ただ安倍氏は依然として健在ですが、完璧を期せなかった不安がある様だ。
安倍氏は１０月に入ると内閣改造・党役員人事を行うが、さて石破氏とそれを支持した人達の
処遇です。
今後3年後の2021年までどの様に国を動かして行くのか？
期待したいですね。
