今日は来年4月30日退位される平成天皇の85歳の誕生日です。
陛下はこれが最後の記者会見と見られ、在位30年を振り返り心情を吐露なされました。
平成の御代も昭和に負けない様な激動の時代でした。
日本が生き残るにはグローバル化とこれまでの因習を捨てることを迫られました。
バブルを経験し、IT化AI化の波は立ち止まる事を許さない速さで押し寄せて来て居ます。
それと平成の御代は実に大きな災害が全国的に起きました。
雲仙普賢岳噴火・有珠山噴火・東日本大震災後続発する地震・大雨被害そのたびに
平成天皇皇后陛下はお見舞いに駆け付けられた。
記者会見では国民の象徴としての立場から国民に向け話しかけられ居ます。
NHKで天皇を育てられた小泉信三氏の特集がありました。
皇太子時代に国民の象徴は如何にあるべきかを共に探求されたとありました。
即位され次々に起きる災害に心を痛められた様子、戦後の沖縄には特に配意されて
何回も沖縄を訪問され居ます。
戦争のない平成に心から安堵され国民に衷心より感謝のお言葉を下さった。
また陛下は結婚60年を迎えられて美智子妃殿下に感謝の思いを述べられた。
生存退位と言う思い切った事を判断され、心情を吐露された。
此れには政府もいささか慌てた様で審議の末一代限りで特例法で退位承認と言う
事となりましたね。
昭和天皇のご苦労を感じられてのご判断だったのでしょう。
今後の皇位継承について新しい考え方を実行された天皇となられた。
それはさて置き今まで明治天皇誕生日は文化の日に、昭和天皇誕生日は昭和の日
として祝日となった。
大正天皇の誕生日は祝日となってません。
どうやら平成天皇の誕生日12月23日も今年が最後の祝日になりそうです。
平成天皇は退位後と上皇となられるが、上皇陛下の誕生記念日はおかしいのでは
ないかと言う説で今の処どうなるか判らないらしい。
処で最後の平成天皇誕生日の宮城での一般参賀はどうなるのでしょうね。
昨年退位が決まった平成天皇誕生日に一般参賀は5万2千人余だったが、今年は
最後の一般参賀となるので相当の人が押し寄せると見られる。
参入門は二重橋からで、退出は坂下門・桔梗門・大手門・平川門・跳ね橋門から。
一般参賀が午前中皇族方お揃いで3回行われます。
午後は宮内庁特設記帳所で記帳の受付となるそうです。
参入時間退出時間は決められ、所持品検査も行われるとの事。
1時間以上待たされる事もあり、多ければ午後の記帳に回される事もあるそうです。