アバウトながら企業のリーダの景況感を指数化した日銀短観は景気の重要な
目安となって居ます。
日銀が3月の短観を発表しました。
6年振りに大幅悪化して居る事が判明しました。
悪化の要因は米中貿易摩擦・英国EU離脱・中国経済の減速等々で輸出不振。
10月実施の消費税率引き上げに伴う内需落ち込みの懸案。
企業の設備投資の見直し・日銀の金融緩和の長期化等の影響が大きい。
大企業製造業のDIは昨年12月から7ポイント下落のプラス12。
大企業非製造業は3ポイント下落のプラス21。
中小企業製造業は8ポイント下落のプラス6。
中小企業非製造は1ポイントアップのプラス12。
なお19年度大企業の想定為替ルートは1ドル108円87銭と円高ドル安で
想定されて居る。
因みに昨日は1ドル111円4銭の円安傾向。