世界はいまや遺伝子の組み換え等ゲノム産業が盛んです。
ゲノムは動植物や食品に限らず神の領域である遺伝子組み換えで人間も改良しようとする
方向に向かって居ます。
日本は此れまので人間の遺伝子組み換えについては懐疑的で様々な規制を取ってきました。
処が今回政府の生命倫理専門調査会はゲノム編集で人の受精卵を改変し遺伝性や先天性な
病気を調べる基礎研究を容認する報告書を出したそうです。
ただ病気の解明や治療法開発につながる指針や研究計画については個別に審査する仕組み
を作る事が条件です。
遺伝病や先天性疾患の研究に役立つためゲノム編集を認めた事となる。
ただ受精卵を人・動物の子宮に戻し子供を誕生させる事には法規制で対処する。
対象としてデュシェンヌ型筋ジウトロフィー・遺伝性乳がん等挙げられる。
又全身の神経・筋肉が衰えるミトコンドリア病の仕組みや治療法開発のため、受精卵の
核を他人の受精卵に移植する基礎研究に限り容認。
尚ES細胞やIPS細胞から精子等の生殖細胞を作り受精させる研究は今後検討とする。
いずれはクローン人間誕生も間もなく実現かも知れませんね。