国際収支は輸出入ともコロナ禍で大幅減・経常黒字２７・９％も減

財務省が５月の国際収支速報を発表しました。

新型コロナ禍により輸出入が大幅に減少し５月の経常収支は

前年同月比２７・９％減の１兆１７６８億円だった。

経常収支内訳は輸出から輸入を差し引いた貿易収支は

輸出は２８・９％減の４兆１９７９億円でした。

これは米国向け自動車や自動車部品の大幅減少が要因

輸入は原油価格値下がりで２７・７％減で４兆７５４７億円

結局５５６８億円の赤字となった。

旅行・貨物輸送のサービス収支は９２５億円の赤字

コロナ禍で外国人旅行者激減で旅行収支は前年同月比

２５００億円減の２２４億円でした。

唯一海外投資の利子配当の第１次所得収支は黒字の１０．９％

減ながら２兆４３４億円の黒字でした。

街角景気コロナの緊急事態宣言解除を受け最大の上げ幅・前月比２３・３ポイント上昇

　内閣府が６月の街角景気ウオッチャー調査を発表しました。

街角の景気実感を示す現状判断指数は前月比２３・３ポイント

上昇３８・８と最大の上げ幅だった。

頃は５月下旬新型コロナ感染防止の緊急事態宣言が解除さ

れたのが大きく影響して居る。

家計・企業・雇用動向等全ての項目で大幅上昇。

此れは解除で景気が大きく動き出したと見るべきです。

尚２～３月先の見通しは７・５ポイント上昇の４４・０ポイント。　

感染症の影響は残るが街角景気は上向きであると言う事。

河野防衛相衆院安全保障委員会の閉会中審査で敵基地攻撃は自衛の範囲で現憲法で許容を表明

河野防衛大臣が衆院安全保障委員会の閉会中審査で大変重大な

発言をした。

戦いでは攻撃こそ最大の防御と言われています。

我が国の憲法は専守防衛原則で自衛隊も自衛のためのもので

進んで攻撃する事を禁じて居ます。

処が世界の流れはそんな甘いものではない。

叩かねば叩かれると言う厳しいものです。

そこで今回の河野防衛相の表明があった。

敵基地攻撃能力に関しを現憲法の範囲内で保有の是非を検討

する考えを表明しました。

言うなれば敵基地攻撃は自衛の範囲と言う見解です。

今回の地上配備型迎撃システムイージスアショア配備計画の

断念が引き金になった様です。

ミサイル攻撃は多様化・複雑化していて何時空から攻撃される

か判りません。

そんな時現憲法で手も足も出ない様な状況は避けたい事です。

敵からの攻撃が判明すれば先んじて叩く事こそ最大の防御

と云う事です。

トランプ氏WHO脱退正式通告・来年7月６日付け・WHOは最大拠出国を失いどうなる

トランプ氏予てから新型コロナウイルスを巡りWHOの対応が

中国寄りだと主張し脱退を宣言して居ました。

今回の新型コロナウイルスは中国によるもので、WHOはそれを

擁護し中国寄りだと言う主張です。

現在米国は世界一のコロナ感染者３００万人超えを抱えその矛先

を中国に向けたと言う穿った考えもある。

米国は来年７月６日付けでWHOを正式に脱退する事を通告しました。

トランプ氏は誰がなんと言おうとマスク着用を拒み会議にもマスク

無しで臨んで居ます。

WHOにとっては世界一の資金拠出国であるので若し正式脱退と

なると国際機関として遣って行けなくなる可能性が大きい。

WHOは米大統領選で政権交代が起き脱退撤回を期待して居る。

コロナウイルスの終息があってもまだまだ新しいウイルスは出て

来ます。

WHOがなければ感染症撲滅・各国保健システム強化・災害援助

が出来なくなります。

今回のトランプ氏の正式通告はWHOの存続の関する重大な事

で黙認出来ない。

トランプ氏の真意が知りたいですね。