難病とされるALS患者がネットを使い多額の報酬で安楽死を依頼
しました。
ネットを使い安楽死の依頼と言うのも珍しいが130万円も振込み
依頼したのも意外ですが其れを受けた医者も医者ですね。
オランダでは六つの厳しい条件の基で安楽死が公認されて居る。
病の状況が耐え難く絶望的である事。
家庭医と第3者の独立した医師の判断。
患者の意思表示がある場合。
回復の見込みがない事、末期的死期が近い事
死より解決法が全くない場合。
論理的にも妥当な方法である事。
これ等を満たせば安楽死が認められるそうです。
安楽死は犯罪である日本でも例外的に下記項目を満たし
容認された事例があるそうです。
意識が明白な時自筆の文書がある事、家族が承認した場合
心身の苦しみが激しく耐えがたい時
死より他に方法がないと認められた時
終末的で死期直前である事
人間は生きる事も大変ですが死ぬ事も大変です。
処で今回のALS患者の安楽死依頼は全く条件を満たさず
嘱託殺人依頼となる様です。
今回の事件は改めて安楽死・尊厳死問題を考えさせました。