西日本新聞オピニオン・語られなかった戦争体験を次世代への伝言

西日本新聞にオピニオンと言う欄があります。

今日のオピニオンには今まで語られなかった９０歳代の戦争体験等が

綴られていました。

人間魚雷の訓練生になった経験や大空襲の経験、敵機の機銃照射に

遭い九死に一生を得た経験等々今まで決して語らなかった戦争体験

が述べられて居ます。

私達の少し前の先輩の戦争体験です。

私はまだ当時田舎に居たのでそんな体験はないが、空襲警報で

防空壕に入り近ずく空爆の音に慄いたことを思い出します。

当時此れで俺も死ぬのかとコワイ思いをした事を思い出しました。

こんな田舎にも爆弾は落とされました。

敵機は帰り荷を軽くするため残った爆弾を落として行ったのだと

後で知らされた。

戦争は二度とごめんですね。

間もなく終戦記念日が近かまって来ます。

是非次世代の人にもこの経験を判って欲しいですね。

金銭を貰いALS患者の安楽死請け負った医師２名逮捕される

安楽死や尊厳死は命に関するもので大きなテーマーになって居ます。

先がない患者にとっては生きる事が責め苦と感じる人も多い。

一方家族は１日でも生き延びて欲しいと願う。

これ以上苦しみながら生きていくのは苦しいと安楽死を願う人が居る

又自分で居られる間に尊厳死を願う人も居ます。

日本では安楽死や尊厳死は犯罪となります。

今まで患者のたっての願いに負け安楽死に加担し幾人もの医者が犯罪

者として裁かれて来ました。

今回は難病の一つとされる女性ALS患者の依頼で薬を投与しカネで

嘱託殺人を請け負ったと言う事件が発生しました。

ALS病とは体中の筋肉は衰えて行き呼吸や食べる事も出来なくなって

死んでいくと言う筋委縮性側牽硬化症という難病です。

ALS患者がカネを払い嘱託殺人を依頼しました。

仙台と東京の主治医でない医者が此れを請け負って行いました。

この点で通常言われる安楽死とは異質な所があるが本質的には

安楽死です。

苦しみから逃れたいとカネを払い嘱託殺人を依頼した患者。

カネが欲しいのか、患者に同情したのか判らいが嘱託殺人を

請け負った医師。

患者にもっと生きて苦しみなさいと言うのもむごい様です。

何か空しいですね。

医者の一人は元厚労省職員で妻は元衆院議員と言うレッキ

とした人らしい。

SNSで頼まれ患者からは１００万円が口座に振り込まれて居た。

此れからみて医者を糾弾するのも色々ありそうですがカネを

貰い嘱託殺人を請け負ったのは拙いですね。

話しは変わりますが、高齢者社会になり、安楽死や尊厳死問題は

今後沢山出て来そうです。

死ぬ権利は生きる権利同様重要なのかも知れません。

新型コロナ感染異常拡大・全国９９２名・東京３６６名・大阪１０９名。広島２３８名

予定では今日から東京五輪開始の予定でしたが武漢から始まった新型

コロナウイルス感染拡大で１年延期となりました。

また今日から４連休が始まり、国内旅行需要喚起のGOTOトラベル事業

が昨日から始まりました。

これに水を掛ける様に全国的に新型コロナ新規感染者が爆発的に

発生しました。

全国で９８１名、東京で３６６名、大阪１０９名、広島２３８名、鹿児島１８９名

愛知９７名と共に過去最高の感染者が確認されました。

東京は初めて３００台に大阪・広島・鹿児島で３桁の異常発生です。

東京の場合６割が若者層ですが６０代まで年齢層は幅広く重症者も

増えてきて居ると言う。

又心配される感染経路不明者が増えて来て居ることです。

世間の流れは規制緩和ですっかり緩み切って居ますが、感染拡大は

日々激しさを増しています。

此のまま放置すると米国やブラジルみたいになる可能性が出て来た。

経済も大事ですが身の安全が優先されるべきでまた緊急事態宣言の

発令を検討すべきではないか?