本来利水ダムは河川の氾濫や決壊を避けるための一面も併せ持つ
が、今回九州を襲った豪雨で事前放流が行われなかった。
そのため河川の決壊や氾濫が起き豪雨被害を大きくしました。
その原因は利水ダムは多目的ダムと異なり事前放流に時間がかかる
そうです。
利水ダムは本来農業や発電用に水を有効に利用するために作られる
ダムで他目的ダムの様には洪水調整機能を持ってません。
ただダムの放流は二面性があって放流の時期次第で河川被害が
大きく変わります。
遅すぎればダムの決壊となりまた放流時次第で下流災害が大きく
する場合もある。
国交省は全国多目的ダム335基だけでなく利水ダム620基に
ついても事前放流できる水量を増やした
事前放流の判断は3日前の貯水量とされて居るが今回は史上初
と言われる降雨量のため放流の判断が遅れたのが原因。
利水ダムには本来水をためる目的なので放流菅は毎秒1トンか
2トン程度の放流設備しないそうです。
そのため時間がかかる、放流すれば被害は大きくなると判断され
放流は行われなかった様です。
それでもこの被害でした。
ダムも良し悪しのようですね。
ダム工事が知事の反対で中止になり氾濫洪水が起きたと言われる
反面ダム放流被害を恐れ事前放流しなかったダムのため被害が大きく
なったとも言われる
全て結果論ですがそれが独り歩きするのが現実です。