四方田犬彦 2008年 交通新聞社
古本屋で、好きな物書きの、見たことない書名を見ると、オッ!と言って買っちゃう。
そしたら、最近じぶんが読書を怠けてるせいで、古い本かと思ったら、去年出て私が知らなかっただけの本だった。
月島に住んでいたときのことを『月島物語』として書いた著者だが、実は17回の引っ越し歴があり、そのときどき住んだ場所のことを書いた本。
なお『散歩の達人』に連載されてたらしいが、『散歩の達人』を私は知りません。
単行本化にあたって、場所のこと以外に引っ越しそのものについて書かれた“引っ越しの悦び”が終章となってます。
実際、著者は、散歩好きらしく、どこへ行っても、その街の細かいところまで歩いて体感してます。嫌いなのは無味乾燥な人工的な街並みで、どこへ出るか何があるかわからない楽しさがある通り道が好きみたいです。
それにしても、行きと帰りは違う道を通る、っていうのは、私も常々やってることです。単純往復は大っきらい。
古本屋で、好きな物書きの、見たことない書名を見ると、オッ!と言って買っちゃう。
そしたら、最近じぶんが読書を怠けてるせいで、古い本かと思ったら、去年出て私が知らなかっただけの本だった。
月島に住んでいたときのことを『月島物語』として書いた著者だが、実は17回の引っ越し歴があり、そのときどき住んだ場所のことを書いた本。
なお『散歩の達人』に連載されてたらしいが、『散歩の達人』を私は知りません。
単行本化にあたって、場所のこと以外に引っ越しそのものについて書かれた“引っ越しの悦び”が終章となってます。
実際、著者は、散歩好きらしく、どこへ行っても、その街の細かいところまで歩いて体感してます。嫌いなのは無味乾燥な人工的な街並みで、どこへ出るか何があるかわからない楽しさがある通り道が好きみたいです。
それにしても、行きと帰りは違う道を通る、っていうのは、私も常々やってることです。単純往復は大っきらい。
