安部公房 昭和48年新潮文庫版
シュールレアリスムつながりってことで、日本の小説だと、やっぱ安部公房になるのかと。
なんでもよかったんだけど、初期短編集の、これ。
持ってるのは昭和54年の10刷、中学んとき読んでた記憶ないんで、たぶん高校あがったころ読んだんぢゃないだろうか。当時こういうの、とても好きだった。
収録作は、
「デンドロカカリヤ」
「手」
「飢えた皮膚」
「詩人の生涯」
「空中楼閣」
「闖入者」
「ノアの方舟」
「プルートーのわな」
「水中都市」
「鉄砲屋」
「イソップの裁判」
「デンドロカカリヤ」は人間が植物になっちゃう話。「水中都市」は人間が魚になったうえに空中を泳ぎまくる話。シュールだなー
いまも昔も読んで一番恐いのは「闖入者」。ある日とつぜん大人数の家族が家に乗りこんできて、部屋を乗っ取っちゃうって話。勝手に居座って、ひとの家で寝起きして、飯を作れだのお茶を入れろだの言って、給料も全部とりあげちゃう寄生家族の恐怖。(なんか似たような話、筒井康隆の小説か、藤子不二雄のマンガかであったような気がするけど、思い出せない。)
シュールレアリスムつながりってことで、日本の小説だと、やっぱ安部公房になるのかと。
なんでもよかったんだけど、初期短編集の、これ。
持ってるのは昭和54年の10刷、中学んとき読んでた記憶ないんで、たぶん高校あがったころ読んだんぢゃないだろうか。当時こういうの、とても好きだった。
収録作は、
「デンドロカカリヤ」
「手」
「飢えた皮膚」
「詩人の生涯」
「空中楼閣」
「闖入者」
「ノアの方舟」
「プルートーのわな」
「水中都市」
「鉄砲屋」
「イソップの裁判」
「デンドロカカリヤ」は人間が植物になっちゃう話。「水中都市」は人間が魚になったうえに空中を泳ぎまくる話。シュールだなー
いまも昔も読んで一番恐いのは「闖入者」。ある日とつぜん大人数の家族が家に乗りこんできて、部屋を乗っ取っちゃうって話。勝手に居座って、ひとの家で寝起きして、飯を作れだのお茶を入れろだの言って、給料も全部とりあげちゃう寄生家族の恐怖。(なんか似たような話、筒井康隆の小説か、藤子不二雄のマンガかであったような気がするけど、思い出せない。)