岡崎京子 1991年 JICC出版局
きのうのつづき、っていうか、手塚マンガの名キャラクター「ロック」が出てきたんで、最終戦争系からは脱線して、岡崎京子の「ROCK」。
ロックは主人公の女の子モデルの名前。
手塚治虫のキャラクターであるロックからお借りしたと、著者があとがきで語っています。
ちなみに、ダンナの名前は、アトム。
あとがきにいわく
>このお話の主題(…とゆーほどのもんでもないが)は、「だらしなくいいかげんであるところの人々の愛、その他」というものです。人間とゆうもんはとんでもなくスチャラカなもんですが、「愛」は一種の規律を産み出します。規律、またはリズムのようなもの。
ということで、運命と資本主義と人々の気まぐれな感情に翻弄されながらも、愛ある人生を求めてく、うら若きモデルの物語です(なんのこっちゃ?)。この成り行き任せのスピード感ある流れが結構好きです。
作中には、例によって、数々の名フレーズがありますが、
「男なら 男らしく セキニン とるべきよ!!」と言われたアトムが
『“セキニン・ドリョク・ニンタイ”オレの三大キライなもんのひとつ』
って心のなかでつぶやくとこ、けっこう好きです。
きのうのつづき、っていうか、手塚マンガの名キャラクター「ロック」が出てきたんで、最終戦争系からは脱線して、岡崎京子の「ROCK」。
ロックは主人公の女の子モデルの名前。
手塚治虫のキャラクターであるロックからお借りしたと、著者があとがきで語っています。
ちなみに、ダンナの名前は、アトム。
あとがきにいわく
>このお話の主題(…とゆーほどのもんでもないが)は、「だらしなくいいかげんであるところの人々の愛、その他」というものです。人間とゆうもんはとんでもなくスチャラカなもんですが、「愛」は一種の規律を産み出します。規律、またはリズムのようなもの。
ということで、運命と資本主義と人々の気まぐれな感情に翻弄されながらも、愛ある人生を求めてく、うら若きモデルの物語です(なんのこっちゃ?)。この成り行き任せのスピード感ある流れが結構好きです。
作中には、例によって、数々の名フレーズがありますが、
「男なら 男らしく セキニン とるべきよ!!」と言われたアトムが
『“セキニン・ドリョク・ニンタイ”オレの三大キライなもんのひとつ』
って心のなかでつぶやくとこ、けっこう好きです。