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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

食の軍師

2011-09-12 17:03:23 | マンガ
泉昌之 平成23年1月 日本文芸社
きのうのつづき、っていうか、ハズした本を先週買っちゃったんで、くやしいんで食関係のおもしろそうなマンガを今日買いに行った。(口直しってゆーの?)
こ・れ・は、おもしろかった。うん、好きだ、こーゆーの。
私の好きな泉昌之の最新刊なんだけど、なんでもデビュー30周年らしいんだが、その30年前の「夜行」=列車のなかで駅弁をどう食べようかって御飯とおかずの組み立てを独り考える話、から何も変わってない。このバカバカしさが好き。
食の軍師ってのは、蜀の軍師とひっかけてんだな、諸葛亮孔明ばりの作戦家を気取って、なんか食うのに、いちいち「兵法」とか「戦略」とか「○○の計」とか、大騒ぎするんだけど、それが相変わらずのどうでもいいことへのこだわりがあって、楽しい。
出てくる食い物=コンテンツは、
「おでんの軍師」
「もつ焼の軍師」
「寿司の軍師」
「蕎麦屋の軍師」
「とんかつの軍師」
「バイキングの軍師」
「餃子の軍師」
「焼肉の軍師」(前後編)
「弁当の軍師」
ほかに、番外編のようなものとして、
「醤油の魔術師」の「其の一:ソイ・ソース・マジック」と「其の二:卵かけご飯」
「祐天寺喰い」

蕎麦屋入ったら、すぐ出てくる蕎麦味噌と焼き海苔で酒をやりながら、次なる肴を仕込むと称して、焼き鳥・だし巻き玉子を追って注文。
その様を、>そうやって徐々に 蕎麦に近づく!! 匍匐前進の如く… 蕎麦を 追い詰めるのだ!!とか自己満足しながら進んでくとこ、泉昌之らしさ全開。
それと、
昨夜はワカメそばと かやく御飯軽く一膳 今朝はジャムトースト2枚とスープだった それもこれもすべて… この昼の とんかつの ために!!
とか次のメシの感動のために、前夜からセーブして調整するようなとこ、「ダンドリくん」も入ってるよねー、いいねえ、サイコー
コメント
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