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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ニアフュージョンと楽しく駈歩

2012-10-15 19:00:58 | 馬が好き
土日の仕事で、いちにちあたり、10キロくらい歩く。
なさけないことに、日曜日の夕方から、向こう脛の筋肉(爪先もちゃげると縮むとこ)が痛くなってきた。
はてさて、こんなんで大丈夫かいなと思いつつ、乗馬に行く。

きょうはニアフュージョン。
ひさしぶりぃ。夏は乗ってないし、秋になってから初めてだろ。
でも、ナツ前は、とってもよいイメージだったよ。すごい操縦しやすい感じ。
でも、馬装とかするとき気をつけなきゃいけないんだよねー、ニアフュージョン。
なんつーかな、たとえばブラシをかけたりすると、くすぐったがってパタパタ動くんだけどね。それはどの馬でも多少はあることではあるが。
ニアフュージョンの場合は、そんときに、人間の存在というか立ち位置に、ノーケアなんだよね。悪気は全然ないんだけど、人との距離わかってない感じ。
で、私なんかは、まさかそんな動きすると思ってないから、あっさり足踏まれちゃったりする。踏まれると痛い。
怒ると、ニアフュージョンは鳩が豆鉄砲くらったみたいなリアクションのあと、「あ!?そこにいましたか!?踏んぢゃいました!?スイマセン。あれ!?痛かったですか!?あのー、もしかして怒ってます!?」という顔になる。
「バッカヤロ、気をつけろ」って言ってやるんだけど、憎めない。人間のエリアに入ってきちゃダメよ、って感情をいれずに片手でバリヤーを張りながら作業を続ける。
そんなことしながら、馬装。できたら、行くよ。
厩舎の前で歩いてるときも、ニアフュージョンの場合は、あまりプランプランしないで、キュッキュと歩かせる。こんなとこでハネられてはたまらない。

馬場入って、常歩したら、さて輪乗りで速歩しますか。
大きな輪乗り、あまりラチぞいまでいかない。
私の取り越し苦労かもしれないけど、ニアフュージョンってラチに近づくと妙に緊張するような気がする。
勝手に緊張してるぶんにはいいんだけど、ガン!ってラチ蹴っ飛ばすと周りにも迷惑かけるから。
それと、輪乗りにしてる理由は、なんかこのほうがハミうけがうまくいきそうな気がするから。
ちょっと馬のアタマ内に向けて、内方の脚で圧して、外の手綱で回ること意識してるほうが、ニアフュージョンが素直にいうことをきいてくれるような気がする。
そうするとアタマあげたり、イラッとした感じで後ろ足ハネようとしたりしないと思う。円を描いてるほうが、うまく前に出てくれる。

速歩で詰め伸ばししたら、駈歩で詰め伸ばし。駈歩で人のアタマというか上体が前のほうに行っちゃうと、「重いんだよっ!」って感じでハネられちゃうから気をつける。
そしたら、まだ私はウォーミングアップに納得してないんだけど、早々と横木やるよってことになって。
馬場に置かれた横木3本、その間隔は3.3メートル。それを駈歩で通過。
ノーマルの駈歩だっていうんだけど、向かってく、通過する、「弱い、もっと動かして」って言われる。
フラットワーク(と言えるほどのもんかは知らないけど)で普通にやってるので入ってったのに動いてない、いかに私の普段の駈歩がタラタラかわかる。
二度目もダメで、三度目くらいから何とか形になる。私にしては、伸ばしたつもりの駈歩で、ようやく普通に横木を越えていく。
んぢゃ、こっち、って言われて向かう3本の横木は、4メートル幅。

あれでノーマルぢゃあ、相当出してかなきゃ通過できないだろと思い、うりゃうりゃ、うりゃーって行くんだけど、それでも弱い。
何度でも繰り返し。回転のとこで内側から強く、伸ばしても受けた状態で。幸いニアフュージョンは暴走しない、脚にこたえて相当元気よく前に出るけど、うけてる感がある。
できてきた、すごい躍動感ある駈歩で、ピョンピョンピョンと駆け抜けてく。
そしたら、また間隔せまいほうへ。詰めて、でも強く強く前に出してく。
そしたら、その狭いはずの3.3メートルが、さらに狭い3メートルに縮まる。前に出す、うける、詰める、詰めたら返したい、ニアフュージョンの反応がいいんで、引っ張りっぱなぢゃなくて、少しかえしてる余裕ある状態で横木に入れる。
3メートルが2.7メートルくらいに縮まる。動いてるなかで詰める、引っ張ればいうことはきく、でもケンカするんぢゃなくて返すようにって心掛けて、通過。
そしたら障害やるよ。
コンビネーション通過。さっきまでと同じように、前に出てるのをうける感じでいく。
ちょっと力入れすぎかなって思うけど、コンタクトとれてる感じで飛んでく。
でも3個目がオクサーになって、4個目に少し高いの掛けたあたりで、なんかうまくリズムあわなくなる。
障害の入口で、ニアフュージョンを抑えれば抑えられるんだけど、飛んでくなかで、ちょっと弱く感じる。そうすると、あせって脚つかったり、うりゃーって言いつつ先飛びしちゃう。ニアフュージョンは落ち着いてるのに、上が先にあせって申し訳ない。とにかく邪魔しないようにとだけ思う。手を意識して前に出す。

コンビネーション飛んだあと、もう一回、横木のおさらい。
間隔4メートルの横木を、いい勢いで通過してく。そしたら詰めて、3メートル未満のほうへ入る。
詰めるほうは、もっとゆっくりって言われる、かなりゆっくりなのに。次回もっと詰める、うん、これはいいぞって自分でもわかったステップで、横木を越えてく。
そしたら、また伸ばして4メートルのほうへ。動く、動く。人間(私)も慣れてきたせいか、ついていけるような気がする。
やってみて、障害アブミのほうが、伸ばしてったときにもアブミ踏み下げてる感があるような気がする。あしたから少し短いアブミでやってみようかな。
わかんないけどね、正しく乗れてるか。そういえば最近、外方の脚が前に突っ張るような気がして、逆だ逆、うしろに引かなきゃって、気づいては直してんだけど。
一回っつ、いろんなこと微修正してるんだけど、繰り返してると、ああ、楽しい。ニアフュージョンもゲームのルールをわかってきたみたいだし。
「今度あっち行くぞ、伸ばせー」「こんど詰めるぞ、詰めてもリラックスな」とか、いちいち声に出してんだけど、ニアフュージョンは聞いてくれる感じ。
実際はいっぱいいっぱいなんだけど、なるべく一回っつ通過したらホメる。「楽しいなー、楽しいだろ?」って言う。

ほい、練習終了ーっ。
クールダウンしながら、「いいね、いいね、ニア!」ってホメる。
終わったら、汗びっしょり。
ドシンドシン背中を押しちゃったのは申し訳なかったんで、鞍外したら、放してやる。

ほんのちょっとの時間でも、放してやると、イイ顔になる。

リンゴもらうときも、イイ顔はする。


…どーでもいーけど、夕方になってから腰が痛い。不吉な感じ。
コメント
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