唐沢商会(唐沢俊一+唐沢なをき) 平成10年 幻冬舎文庫版
もとは1989年から90年代にかけて、「パンチザウルス」と「ガロ」に連載されてたという、いわくつき(?)の唐沢商会のマンガエッセイ。
内容も「一行知識」や「懐かしテレビ番組ネタ」とか、名画座でみた数々の映画や古本集めの話とか、いかにも唐沢商会らしい面白さがある。
そのほかにも、読書界の功利主義的傾向に異を唱え、
「読んでも役に立たない」
「読んで害がない」
「読まないでも差し支えない」
という三点の条件を満たした「脳天気本」を選んでいて、後の「トンデモ本」に先駆けて、本の楽しみ方を提唱している。
“世の暇人諸氏におくる「世界脳天気本全集」全百巻”は、ほんとにつくってほしいぞ。

もとは1989年から90年代にかけて、「パンチザウルス」と「ガロ」に連載されてたという、いわくつき(?)の唐沢商会のマンガエッセイ。
内容も「一行知識」や「懐かしテレビ番組ネタ」とか、名画座でみた数々の映画や古本集めの話とか、いかにも唐沢商会らしい面白さがある。
そのほかにも、読書界の功利主義的傾向に異を唱え、
「読んでも役に立たない」
「読んで害がない」
「読まないでも差し支えない」
という三点の条件を満たした「脳天気本」を選んでいて、後の「トンデモ本」に先駆けて、本の楽しみ方を提唱している。
“世の暇人諸氏におくる「世界脳天気本全集」全百巻”は、ほんとにつくってほしいぞ。
