花輪和一 2000年 青林工藝舎
んー、『マンガ食堂』とか、『マンガの食卓』とかって本を読んだんだけど、そういうのって私にとっては、食いものの本ぢゃなくてマンガのガイドブックというほうに近いんだが。
知ってるのもあり、知らないのもあり、読んでみたいような気もするのもあれば、縁のなさそうなものもある。
そのなかで、私が、こいつぁ何としてでも読んでみてえや、って思ったのが本書。
「今夜の 春雨スープは ビューだよ ビューだよ ほら!」
とか
「あまりにも うまいものを 食うと脳が…」(ドンヨリって画があって)「こんなうまいものを 食ったのは 生まれて初めてだ」
とかって、名文句名調子を見てると、べつにモノを食べたくはならないが、読みたくなる。
(ちなみに、後者の「こんなうまいもの」ってのは、マーガリン塗ったパンと甘い小倉小豆。)
っつーわけで、先日、古本屋で探してきた。
(どーでもいーけど、1月5日の日曜に神保町の古書店街に行ったら、たいがい休みで、月曜から営業ってとこが多かった。役所並だと思ったけど、勤め人の客が来ないときに開けてもしゃあないんだろうか。)
私しゃ知らなかったんだけど、有名なマンガだそうで(手に入れたのは2003年の23刷、まあ私は何でもいいんだが)、内容はタイトルのとおり、ただしフィクションぢゃなくて、著者が銃刀法等の違反で実際に懲役くったときの体験記である。
で、自由はないんだけど、とにかく三度三度の食事だけはちゃんと出てくるからって、メシの記述が多いわけだ。
しかし、すごいな、刑務所の中。
なんかするには、「願いまあ~す、願いまあ~す!」と挙手して、聞きつけた職員が反応して指さしてくれたら、「消しゴムひろいでえ~す」とか宣言して許可をえないことには身動きひとつできなかったりする。
んー、しかし、すごいマンガだな。
んー、『マンガ食堂』とか、『マンガの食卓』とかって本を読んだんだけど、そういうのって私にとっては、食いものの本ぢゃなくてマンガのガイドブックというほうに近いんだが。
知ってるのもあり、知らないのもあり、読んでみたいような気もするのもあれば、縁のなさそうなものもある。
そのなかで、私が、こいつぁ何としてでも読んでみてえや、って思ったのが本書。
「今夜の 春雨スープは ビューだよ ビューだよ ほら!」
とか
「あまりにも うまいものを 食うと脳が…」(ドンヨリって画があって)「こんなうまいものを 食ったのは 生まれて初めてだ」
とかって、名文句名調子を見てると、べつにモノを食べたくはならないが、読みたくなる。
(ちなみに、後者の「こんなうまいもの」ってのは、マーガリン塗ったパンと甘い小倉小豆。)
っつーわけで、先日、古本屋で探してきた。
(どーでもいーけど、1月5日の日曜に神保町の古書店街に行ったら、たいがい休みで、月曜から営業ってとこが多かった。役所並だと思ったけど、勤め人の客が来ないときに開けてもしゃあないんだろうか。)
私しゃ知らなかったんだけど、有名なマンガだそうで(手に入れたのは2003年の23刷、まあ私は何でもいいんだが)、内容はタイトルのとおり、ただしフィクションぢゃなくて、著者が銃刀法等の違反で実際に懲役くったときの体験記である。
で、自由はないんだけど、とにかく三度三度の食事だけはちゃんと出てくるからって、メシの記述が多いわけだ。
しかし、すごいな、刑務所の中。
なんかするには、「願いまあ~す、願いまあ~す!」と挙手して、聞きつけた職員が反応して指さしてくれたら、「消しゴムひろいでえ~す」とか宣言して許可をえないことには身動きひとつできなかったりする。
んー、しかし、すごいマンガだな。