many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

亜人

2014-07-22 20:02:18 | マンガ
原作・三浦追儺 漫画・桜井画門 1巻は2013年 講談社アフタヌーンKC
いや、最近のマンガも読まなきゃな、とは思ってんだけど。
頼りになるものは、書店のPOP広告とかしかないわけで。
でも、そういうのに乗っけられるのが、どーなの、そーゆーの、と思ったりしちゃったりして。
まあ、私のそういう葛藤はいいや、この際。
で、これは最近、読んだマンガ。
私が買った1巻は、2014年4月で既に9刷を重ねてるよ、めでたいことに。
というわけで、話題みたいだから、読んでみたんだけど、このマンガ。
私には、あんまり、ピンと来ない。
1巻は買って読んで、ふーむ、って思って、しばらくホッておくことになった。
あんまり、気にならない。
でも、ちょっと前に、あー、もうちょっとだけ読んでみるか、って思い、2巻買った。
でも、数日ホッておくくらいの余裕があって、あー、そうそう、って感じで、ようやく読んだ。
正直、2巻読んでも、あんまり気にならない。
まあ、私は、『進撃の巨人』も、相当読み進まないと(「10巻くらいまで」って思って、いま正確を期すために見たら8巻だった、女型の巨人の正体が明かされるまでくらいまで)、おもしろいかも、って思わないくらい、ズレてるから、あてにならないけど。
んー、読み進むのかな、俺?
(早う、完結してくれや!)
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JOHNNY WINTER

2014-07-21 18:36:10 | CD・DVD・ビデオ
JOHNNY WINTER オリジナルは1969年らしい、私の持ってるのはいつのものかわからないけどCOLUMBIAのCDで廉価の輸入盤だとおもう
ギタリストのジョニー・ウィンターが死んでしまったというのは、週末の新聞に小さく出てたのを見つけたわけで。
まあ、私はCDこれひとつしか持ってないんだけど。
いつごろ聴いたんだっけかな、思い出せない、たぶん2000年ころだと思うんだけど。
私の音楽に関する興味は80年代で止まったままなんだけど、当時なんだかの音楽系の雑誌(手元に残ってないので不明、ギターマガジンとか、ああいうやつ)を見てたら、このひとの記事があったんぢゃないかと思う。
で、要は、このひとはとてもギターがうまいということが書いてあって、そういうの聞くと、ついつい聴いてみたくなるんで、CD買ったものと記憶している。
だいたい、私の音楽の趣味はそんなもんで、このひとが現代でいちばんすごいかもみたいな情報があると、試しに聴いてみるんである。
そんで、他人には「聴いたことないの?一度は聴くべきだよ」みたいなこと言いがちな性格なんである、ヤな奴だ。
で、私の性格はどうでもいいとして、どんな音楽だったか全然記憶に残ってないんだけど、きょう今ひっぱりだして聴いてみたら、そう、ブルーズだった。
当時は、ツマンネとしか思わなかったんだろうから、その後くりかえして聴いたりしてないんだけど、いま聴くと、とてもよろしい。
ギターうまいかどうかは、私の慣れ親しんだ価値基準(速弾き!)とちがうんで、どうこう言えないけど。
音楽はとてもよい、って、それはやることなくて一日無為に過ごした、今日のような、夏の休日の夕方に聴いたからかもしれないけれど。
(なんか、そんな感じ。私の音楽に対する評価って、そのときのシチュエーションに左右される。すくなくとも、これ、乗馬の練習に向かうクルマのなかで聴くようなジャンルではない。)
1.I'M YOURS AND I'M HERS
2.BE CAREFUL WITH A FOOL
3.DALLAS
4.MEAN MISTREATER
5.LELAND MISSISSIPPI BLUES
6.GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL
7.WHEN YOU GOT A GOOD FRIEND
8.I'LL DROWN IN MY TEARS
9.BACK DOOR FRIEND
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短歌ください

2014-07-17 21:44:47 | 穂村弘
穂村弘 2011年 メディアファクトリー
「その二」は2014年3月、メディアファクトリー
きのうから歌人つながり、っていうか、こっち先読んだんだったか、これは短歌を集めた本。
書店で、「その二」が新しく出てるのをみて、3年前に最初のが出てるのを知った、あいかわらず情報が遅れてる私。
とりあえずそろえて買って、順番に読んだ。
「実践的短歌入門」って帯にあるけど、“本の情報誌『ダ・ヴィンチ』”の人気連載であり、読者投稿コーナーである「短歌ください」の書籍化だという。
そんな雑誌、そんな連載、あるってまったく知らなかったけど。
というわけで、歌を詠むのは読者、たぶんアマチュア。
毎回、お題が決まってて、それ以外に自由詠もあり。
そこに穂村弘が講評をくわえる。想像どおり、けっこうおもしろい。
短歌だけを一冊まるまる続けて読もうとすると、けっこう疲れるもんだけど、この構成は疲れない、飽きない。
穂村弘は、「オートマチックな表現を避けろ」なんていつも言ってたと思うけど、本書のなかで繰り返して出てくるのは、「怖い歌は、いい歌だ」という評。
怖いったって、単純なホラーならいいってわけぢゃない、もちろん。
以下は、第一巻で、「怖い歌は、いい歌」と評されたものの例。
 あんかけのあん煮立つような音させてぼこりと夫が寝入る木曜
 この街の6時のサイレンは半音くるっていると言った先生
 かおりんに似た人を見た十秒間見つめ続けた声が違った
あとから出た「その二」のほうには、そのものずばり「恐怖」をテーマにして作品を募った回があった。
その冒頭には、>楽しい歌がいい歌とは限らない。悲しい歌がいい歌とも限らない。でも、怖い歌は必ずいい歌。不思議ですね。って著者の宣言がある。
そこで最初にとりあげられてる歌は、以下のようなもの。
 父の小皿にたけのこの根元私のに穂先を多く母が盛りたる
>これは怖い。ってあるんだけど、見た瞬間にはわからない私には、この怖さがわかんないと短歌わかんないのかな、と不安になる。
別の「パニック」というお題の回にも、もちろん怖い歌はある。
 過去に一度自分の名として母の名を書いたことあり四角い部屋で
って、これはわかりやすい怖さだとは思う。
怖い歌ってこと以外にも、ときどき鋭い解説があって、「近代以降の短歌には、このような(世界の)細部の見つけ合いみたいなところがある」と明かしてくれている。
そんな例は、
 図書館の駐輪場にあるチャリに札がついてる「僧侶専用」
みたいなおもしろい発見のもの。
ちなみに、二冊をとおして、私が個人的に気に入ったのは(あくまでパッと見だけの感覚ではあるが)、自由題作品のひとつ。
 行ったのか待てば来るのかバス停で本当のことはわからずにいる
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らいほうさんの場所

2014-07-16 21:13:30 | 読んだ本
東直子 2014年2月 講談社文庫版
4月か5月ごろだったかなあ、書店で見つけて、最近読んだ本。
著者の東直子さんは、歌人。
歌集とかは読んだことないけど。
『千年ごはん』というエッセイ集が、とてもよかった記憶があるので、これは小説らしいな、というくらいにしか思わないで、予備知識もなんもないけど、ちょっと期待して手にとった。
ところが、これが、なんかあまり愉快なたぐいの物語ではなかったので、びっくり。
長女と次女と弟の三姉妹がいっしょに住んで生活してんだけど。
長女は占い師。インスピレーションのままに、なんか不思議なご託宣をネットに書いてるんだけど、わりと人気があったりする。
次女は市民センターに勤めてるバツイチ。
末っ子の弟は、ガテン系。身体はでかくて力は強いみたいなんだけど、かわいそうなことにちょっとふつうぢゃないようで。
両親を亡くしたみたいなんだけど、いつ、どうしてっていうのが詳しく明かされないまま話が流れてく。
弟もなにかとトラブルを抱えてるんだけど、なにがどうマズいのかハッキリとはしない。
そして、長女にかつて占ってもらったことがあるとか言って、ぶしつけに現れては嫌がらせのようなイラつくことをする謎の女。
なんか、すべてが、モヤモヤとしてハッキリしないまま、不吉な感じがする物語。みんな、どっかが壊れてる感じ。
で、きわめつけが、この家族の住む庭の一角に「らいほうさんの場所」って呼ばれてる場所がある。
なんだ、らいほうさんって? しかも、どうやら、そこに何かが埋まってるらしい、なんだ?
とっても不安な気分にさせられる一冊。
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暑い日の乗馬は、さっとあがるのが理想

2014-07-14 18:40:57 | 馬が好き
最高気温33度予報のなか、乗馬にいく。
きょうはポートマジン。

あー、マジンくんなら、余計な力つかって汗かいたりしないで済むかも、と思う。
ここんとこ月曜日は参加人数が多くて、1頭に二人交代で乗ることがふつうだったんだけど、きょうはどの馬も一人1頭だ。
さっさと馬装して、と思って、ブラシもって、たてがみを上げたら、そこにもう汗かいてんの、ポートマジン。
だいじょぶ?(おなか痛くしたりしてない?)って思ったんだけど、あとで聞いたら、汗っかきさんなんだって。代謝がよいのはわるいことぢゃないぞ、たぶん。
さて、馬場へ入ったら、いつものように輪乗りでウォーミングアップ。
前にズンズン歩いてくれるのはいいけど、外へふくらまないでね、と外の手綱で回るように意識する。
そしたら、部班。5頭の隊列、フラッシュに先頭いってもらって、その2番手、ってホントこりゃラクだ、きっと。

速歩で蹄跡を行進、歩度を詰めたり伸ばしたり。
伸ばすの大事、馬が動いてなきゃ何もできない、脚に反応する状態が構築されてなきゃ何もできない、幸いポートマジンはいつものように軽いけど。
馬が前につれてってくれるのに乗っていく感じで、ってのはいつも言われてること。
詰める、ブレーキかけて、きいたらかえしてあげること、ひっぱりっぱなしに注意。
ブレーキかけて詰まったときでも、速歩が変わってはいけない、前にズンズンいく状態が維持されてないようなら脚つかって前に出してから抑える。
輪乗りでも、脚への反応を確かめて、伸ばしたり詰めたりして、輪乗りを詰めたり開いたりもする。
そうやって繰り返してると、いつものことだけど、マジンくんの感度がビンビン上がってくるのがわかる。脚を使えばスッと前に出る、とても軽い。
んぢゃ、輪乗りで駈歩。念じただけでも出る感じするけど、明確に合図してやる、ひとの次の指示を待ち受けてるような気がするし。出たらラクにして動きやすくしてやるように心がける。暑いし、かろやかに走ろうや、ねえマジンくん。
蹄跡をまわる駈歩では引っ張らないように気をつける、とてもよく前に出ているのでスピードを恐れてジャマしてはいけない。
「長くシートできるように」と言われて、動いてく馬に乗っていくように心がける。リズムはいいし、反撞もきついとこないし、乗りやすい馬だ、マジンくんは。

一旦速歩にして、手前を替えるんだけど、この時点で、いちど駈歩にしたあとのマジンくんはブレーキかけるほうに課題があるかもしれないなあと思う。
引っ張りっぱなしにならないように、すぐかえすとこ作れるようにって意識して、ブレーキをかけるんだけど、「ちゃんと座る、立ち上がらない」と姿勢の乱れを指摘される。
再度駈歩、長蹄跡で勝手にスピードアップしちゃいそうなんで、ときどきブレーキかける、かと言ってリズムをそこなわないように気持ちよく走り続けるようにする。
なんか前のめりな感じなんで、もうちょっと起こしたいなあ、なんて思いながら乗ってたけど、それ以上直せないまま、おわり。
速歩でクールダウン、するすると手綱を伸ばしてくうちに頭頚を伸ばしてやりたいんだけど、うまくいかない、最初の状態が真に踏み込ませてウケてないからだあね、まあ仕方ない。
なんか、マジンくんに乗ってると、「いうこときいてれば、早く練習はおわるはず」みたいな雰囲気が伝わってくるんだよね、ビシビシと。気のせいかもしれないけど。
なので、ムダに長くやらず、落ち着いたとこで、さっさと終わりにして引き上げる。

汗びっしょりなので、全身丸洗い。洗ってるときも、ほんとおとなしい。
なんか、ほんと、人のすること、ぜーんぶ理解してる、って感じするんだよね、マジンくんは。
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