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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

好天の屋外で、馬場の練習

2016-05-24 18:09:37 | 馬が好き
乗馬に行く。
ふだん、火曜日は練習ないんだけど、どうも大会前ということで、特別のお計らいをいただいたようである。
ありがたやありがたや、行かない手はない、予定を急きょ変更して、参戦。
そういうわけだから、気温はまた30度くらいまで上がるというが、そんなもんでヤル気はなくならないよ。
なに?インドアが使えないので、外で乗る? ラッキー、外のほうが楽しいに決まってる。
乗る馬は、またリッヒーライアンだという、なんでもいい、太陽の下でバンバン走ろう。
そうやって当然、障害やるもんだと思ってたら、「馬場も出るんでしょ、今日は馬場の練習」ということに。
よし、それでもなんでもいい、やりましょう、ちょうど6年前のメモを読みかえしてきたところだし。
馬装する、マルタンが見当たらないんで、着けてかない。いいんだ、ヘグッたらアタマ上げられて反省すればいいんだし。
さあ行きますか、場所はドレッサージュアリーナ? 大層な名前だけど、どこ、それ? 初めての場所だと、人が物見しちゃうかも。
経路おぼえてるかって? 大丈夫ですよ。イメージだけは何度も頭ンなかで反復してる。
本番はグローブ要るって? ぢゃあ今日はちょうど試合用の白いのを試しに持ってきてるんで、それ着用してまいりましょう。
馬場の柵に入る前に、外の広いとこでしばらく準備運動。

速歩、最初はゆっくりやるんだったね。
「馬を前に置いて。人の前に馬がいるように」 こないだも言われた、むずかしいんだ、それ。
「動いてない、動いている馬に乗っていく」と言われて、もうちっとだけ元気よくさせる。
速歩から常歩、常歩から速歩への移行、一歩目から動けてない、反応するようにできてない。
輪乗りで駈歩。右手前でスタートしたら、「平然とした顔で、逆の手前の駈歩しない!」と言われちゃう、あれ?気づかなかった。
先週から続けてリッヒーライアンに乗ってるけど、以前はたしかに出にくかった右手前、解消されたと思ってて、油断してた。やりなおしても同じ。
内方姿勢を強くしないで、むしろ馬の顔をすこし外に向けて、右肩から出るように、ということで小技を使っての発進で、ようやく出る。そうかあ、障害やるときは、真っ直ぐ前に勢いよく出してたから、出てたのかな右手前。
さらに前に出そうとすると、ちょっとハネるような素振り、「逃げ場をなくしてる、前に出られるように行き場をつくる!」ということで、ジャマしてたみたい。
ぢゃあ、いよいよ馬場に入るよ。20×60の馬場なんだけど、私らの出場競技は20×40でやるんで、ちょっと狭めてもらう。ただ、ポイントの標識は動かせないので、目印の物を置いてもらって、それでやる。

準備できたんで、ぢゃあ経路やってみなさいと。
どっちと決めてなかったんだけど、とりあえず左手前でバンバンと脚入れて動かして巻乗り2周してから、入場。
早く直線上に、中間速歩に近くていい、元気よく入ってく、X点停止、うまくいったかな。
1,2,3と数えて敬礼、手綱持ち直して、1,2,3数えて発進。ちょっと弱いか、せっかく入場で気合い入れてきた速歩のギアがもう切れてる。
あ、あ、真っ直ぐC点に向かってない、外へ一旦膨らむような形で右へ、最低だあ。
隅角で詰めて、でも強く、Mから斜めに手前を替えだけど、グンと出すイメージ。
Kの手前で詰めるの遅れて、なんとなく隅角になだれこむ。ダメだけど後悔してるヒマはない、とにかくポイント通過。
Aから三湾曲、ひとつめ小さく、二つ目と三つ目はゆったりと。特に二つ目はE点に接する。
三湾曲って、距離が長いせいか、これぢゃ遅いんぢゃないかとジレるんだけど、たぶん馬は動いてるっぽいので、ジッと乗っていく。
C点からまた蹄跡へ。隅角は奥までいく、詰めて強く、Hから思い切って伸ばす、攻める。
Kで腰張って詰める、これまた遅れる。Aから常歩、これも遅れて、すこし通り過ぎる。「準備、遅い。全部遅い」言われる。
Fから斜めに手前を替えは、手綱伸ばした常歩なんだけど、あれれ、馬が休んぢゃってる、動いてない。
ついついゴリゴリ動かそうとするんだけど、「馬の動きで、8の字を『書かされる』ように」と当然の指摘。
そろそろと手綱を持って、Hから隅角で前に出す勢い取戻しつつ、Cから右手前駈歩。
ちょっと外向けて、出た右手前、よかった、これで反対出たらどうやって直すか困るとこだった。
輪乗り、柵とX点に接するつもりで。Cからは蹄跡へ、馬は輪を描きたがるが、隅角の奥へ。
Mからグンと前へ、とりあえず輪乗りよりは伸びてるでしょ、歩度。
Fからもとに戻すんだけど、戻りきらん、ちょっとオーバーランか。
短蹄跡を駈歩つづけ、隅角まわって、Kから斜めに手前替え、X点から速歩、ちょっとずれる。「準備、遅い!」
Mから常歩、これまたちょっとずれて速歩つづく。馬が、元気いいのはいいけど、ちょっと急ぎたがってる、準備運動んときと感じ違うぢゃない、あんた。
Cから左手前の駈歩、輪乗り、四つの接点。一周してきて、Cからは蹄跡へ、Hからまた伸ばす。
Kで詰めるの、またうまくいかない。隅角は、ちょっと外方気味に回転、速歩に落さない。
Fから斜線に駈歩継続、Xから速歩。Hから常歩、ん?ちょっとギア切れたか、あとちょっとだから頼むよ。
Cから速歩発進、Bから直径10mの回転、やや内に入ってXから中央線へ。
MとHに挟まれたとこがG点、停止。敬礼。
「右手前の駈歩出すところから、もう一回」ということで、Hのとこから常歩で隅角まわって、Cから発進。
輪乗り一周したら、こんどは蹄跡、隅角を奥まで。「そこ、もったいぶって回って」 いいですね、その表現、わかりやすい。
長蹄跡で歩度を伸ばすんだけど、Fで詰めるの遅れる。「準備!半分過ぎたら、もう準備!」
隅角をもったいぶって回って、Kから斜線へ、Xで速歩にストンと落としたいんだけど、すこし流れる。
蹄跡に到着したMから常歩なんだけど、こっちのほうがさらに流れて、速歩が続いちゃう。「ブレーキ!」
左手前も同じ、歩度伸ばした駈歩のあと、詰めるの遅れる。伸ばすときは明確にいけてると思うんだけど、詰めるときのほうはグダグダ。
また斜線上でのブレーキ遅れる。「外の手でブレーキ!」 そっか、外の手を使うのか、それわかりやすい。

40mしかない長蹄跡で、伸ばして、隅角の手前でまた詰めるのは、実は忙しくて難しいので、本番では、準備運動のときにブレーキの利きを確かめること。うん、それは、実践的なアドバイス、当日まで忘れずにいよう。
おしまい、乗り替わり。
いざ、ひさしぶりに、やってみると、やっぱむずかしいもんだな。
個人的な目標は、55%なんだけど、うーん、遠いかもしれない。
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ことし初の真夏日でも乗馬、障害練習

2016-05-23 18:11:58 | 馬が好き
乗馬に行く。
ことし初めての30度まで上がる予報だけど、こちらも気合い入ってきちゃってるんで、暑かろうが雨降ろうが、手抜く気ない。

乗る馬は、きょうもリッヒーライアン。
ここまで来ると、周囲が「リッヒーで試合出るんですか?」と訊いてくるのも無理のないところ。
なんでもいいよー、どれでも来いってんだ。
また寝ころびまくってたらしく汚れてるのをゴシゴシ落としてから馬装する。
と、やってたら、あらら、マルタンが切れちゃった。尾錠のとことかぢゃないとこだよ、金具につながってるとこの革が切れた。(さてはリッヒー齧ったか?)
ふだん、こんなことあったら、「不吉だ、落ちたりしないうちに、今日の練習はやめよう…」とか言うところだが、ポジティブなモードに入ってるし、なにがあっても気にしない。
マルタンなんか無しで乗ったるか、とか言ってたが、結局べつのを借りて着けて乗ることになる。
さあさあ、馬場に入ったら、常歩。もうひとつ、またひとつと、アブミ短くしてく、最初から短めで乗っていこう。
「障害やりたい人、こっち来て」と言われて、ハーイ、ハイハイと広いほうへ行く。
ぢゃあ、ウォーミングアップするかと、さっそくサクサクと動かそうとすると、「その馬、最初はゆっくりやって。ちょっとかたいから」とセーブ命令が。
しばらくゆるゆるとやってから、徐々にペースを上げようとすると、「急がせない」と、やっぱ根本的に間違ってるみたい、脚バンバンつかっても肝心の歩度が伸びてない。
しばらく速歩、「もっと前に、前に動いてないと何もできない」と動きのよくなさ指摘される。
「馬が傾いてる、まっすぐ。内の手綱引かなくても、外でまわれるように」ということで、先週から自分でも気にしてること言われる、傾くのはホントに前に出てないからかな。
んぢゃ、駈歩。「もっと前に出す。全然出てない。それぢゃ80cmの障害は飛べない」と言われて、広いほうへ出して、まっすぐのところで少し出してみる。
障害の経路まわるときのベースの駈歩、自分のなかではイメージとしてもってるはずなんだけど、たまにしかやんないから忘れかけちゃってるのかも。
(屋外でやりたいよな、どうもインドアだと馬ビュンビュン行かせられない。)
「出してったらツーポイントして、乗ってってみて」と言われて、やるんだが、「手綱まで伸ばさなくていい」と指摘されて気づく、シートをふわっとするとコンタクトまでふわっとしてんだ馬鹿だから。
手綱を短く持って、腰張ってのツーポイントするように意識する。もし馬がガツンと走り出したとしても腰張って対抗して耐えられるようなイメージ。

ぢゃあ、障害やる駈歩の感覚をつかむために、横木通過するよと。
駈歩で最初の横木跨いだら、まっすぐ行って二本目跨ぐ。ノーマルは5歩だけど、最初は何歩でもいいので、だんだん5歩に近づけていけるように。
最初から5歩でいくつもりでやってみたら、回転がなっちゃいないもんだからか、フラフラっと入ってって、リズムも出てこなくて、6歩かかる。
二回目は、なんとか5歩、でも、真ん中にまっすぐ入れなくて、間で微妙に軌道修正してるよ、これぢゃ障害は飛べないな。
ぢゃあ、低いクロスを単発で。最初は速歩で、両方の手前から1回ずつ。
ぢゃあ、駈歩で。最初は、ふつうの駈歩で、一定のリズム、まっすぐ入ることを重視。
はい、次は「いい駈歩」で。ドンと内の脚で合図くらわしてスタート、回転を強く、障害向いたら仕掛けない、飛んだら真っ直ぐ、ちゃんと抑えてから回転。
それぢゃ、真っ直ぐのライン、ふたつの垂直、あいだは5歩、やってみますか。
左手前の駈歩でスタート、回転して、真っ直ぐ入るとこ探すんだけど、ちょっと間違う、蹄跡と斜めに置いてある障害の位置関係がイメージとちがった。フラフラっとしたもんだから、二つ目の障害の前で合わなくなる、ムリな体勢からビッグジャンプ。
ちょっとだけ高さ上げて、繰りかえし。「回転は動かしてきて、障害向いたら待つ感じ」
スタートして大きく回転してく、強い駈歩意識してるつもりだけど、「動かして」と。
回転したあと、馬がまだ内に傾いてんのが気になるんだよな。
それでも障害に向けての駈歩してるとき、自分では上体起こして真っ直ぐにしてるつもりなんだけど、「うしろ! 肩引く!」と言われる、え、これでもまだ?
ひとつ飛んで、ふたつめに向かうとこも同じ。こんどは普通に踏切あってるし、迷わずに飛越。
飛んだあと、どっちいこうかなとちょっと迷って、バランス起こせないまま、ふらふらと出たなりの右手前駈歩で右に回転。「飛んだあとの回転、わるい!」
もう一回。「回転、動かして」 そうか、先週言われた、手を動かしての回転だ。
強い駈歩出してるつもりだけど、ターンして弧を描こうとすると、内の手綱を開いたとき、それが前への動きを止めている。外の手綱でまわろうとしたときも、壁をつくろうとするあまり、肩から肘、肘から拳が固まっている。
肘の開閉を意識して、手は馬の動きについていって前後しながら、それで回転していく、「そう!」 そうか、この回転でいいのか。
障害に向く、「待って、肩うしろ!」 馬にまかせて一つ目飛越、飛んだあとは同じリズムでの駈歩、1・2で身体起こす、1・2・3で飛越。
飛んだあと、ふわっと立ち上がらない、手綱だけ引かない、しっかり座ってのブレーキ、起こして右に回転。「そう!」 はい、できた、できた。
そんなところで、終わりー。長引いて、二鞍目の部班に入るひとへの乗り替わりが遅れちゃった、すみません。
うん、腕を動かしながらの回転ができたのが、先週から一歩前進できたとこかな。
今さらそんなノロノロと一歩ずつしか前進しないで、来週の試合に間に合うとは思えないけど。
あと、自分では身体起こして待ってるつもりでも、まだムダな前傾してるらしい、もっと胸開いて肩うしろにして障害に向かってかないと。それ分かったのも今日の収穫。

え?明日も急遽、練習の設定あり? はい、はいはーい、乗る乗る、乗りますよ!
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朝練、障害の前で三度も止まる

2016-05-20 20:44:11 | 馬が好き
2日連続での朝練、2日連続でのリッヒーライアン。
きのうから、急に「乗ってて気持ちいい馬」として私の評価急上昇。
今週こうやって続けて乗るってことは、試合もこの馬に決まったんぢゃないの? って言われる。
えー?リッヒーライアン、障害に使ってたっけ? 馬場ならこの馬でもいいな、メリハリわかりやすくて楽しいから。
(あとで調べたら、リッヒーは去年の80cm障害にも出てた。)
それにしても、どういう寝相で寝てんのかな、乗る前にキレイにするのがたいへん、芦毛は汚れが目立つ。

馬場に入ったら常歩。心なしか昨日より前進気勢が弱い。、脚ポンとつかう、間違ってギューっとしても動かない。
輪乗りで軽速歩、どんどん前に出す、人間も遅れないように前に乗ってく。
軽速歩で伸ばす、座って詰める、反応確かめたら、障害もやることだし、さっそく駈歩。
輪乗りで駈歩、出たあと少しの間は、前に出てリズムよくなること重視。
内側に倒れるような感じする、人間は傾かないように馬の真ん中に座るように意識する。
特に右手前では内に入って輪が小さくなっちゃいそうな感じあるんで、馬が外向かないようにして内の脚で圧す。
「脚に反応するか確かめて」ということで、ドンと使う、前に出る、よしよしとホメる。
こんどは詰める、「駈歩の勢いは強いままで、歩幅を狭めて」ということで、前に出したうえで受けとめることを目指す。
詰めたとき、人間の身体の動き止まんないように、腰をふわっと浮かせたりしないように、しっかり座って乗りこむ意識で。
んぢゃ、障害。単発のクロスを駈歩で。
助走で、回転する前から障害をよく見る。そこから入っていくラインをイメージする。
早めに見ることで、不思議とそこへ馬を連れて行けるもの、シロウトにできるのは視線のコントロールだけだよね、実際。
障害は垂直に変わるけど、あいかわらず一定のリズムの駈歩で向かうように。
飛んだあとは、まっすぐ行って勝手に回転されたりしないように、速歩に落してから反対の手前の駈歩出し直す。
回転したあと、馬が内に倒れてるのが気になるなあ、斜めに傾いだ駈歩だと、クロスなら跨げるかもしれないけど高いのは飛べないし。
障害に向けた直線アプローチが長いから、なんとか飛ぶ前までにバランス直せるけど、経路になったらどうかな。
飛ぶとき、手を前に出すっていうより、肘を開閉することを意識してみる、馬が上がってきたとき自然と自分の上体を馬に近づけてみる。
ぢゃあ、真っ直ぐのライン、垂直飛んで、6歩でオクサー。
ひとつめ飛んだら、すぐ二つ目見て、身体起こす、待って飛ぶ感じ、オクサー飛ぶ。
同じライン、こんどはノーマルの5歩で。すこしだけ元気いい駈歩で入る、飛んだあとそれ維持する、1・2で姿勢直す、1・2・3、飛越。
ぢゃあ経路、垂直飛んで真っ直ぐのライン6歩で次の垂直。右に270度近くターンして、オクサー飛んだら真っ直ぐ5歩で垂直。
左手前の駈歩でスタート、すこし強く出してみてから、必要あればおさえる、1・2・3、1・2・3、ん!止まった!
前に落ちるかと思ったら、鞍の前までおしり落ちちゃったけど、踏みとどまった。先飛びしてた?
1個目からやりなおし、とりあえず飛んで、あれこれ考えると、馬の背中押し過ぎな気がする、どうもこの障害間のシートの強さの正解がわからない、わかんないまま飛越。
急回転しないで、狭いけどしばし真っ直ぐ前に行ってから、右手前駈歩、右回転、次の障害見る。
障害に真っ直ぐ入るライン探して、そこ目がけて大きく回転する、近道したら真っ直ぐ入れない。
オクサー飛ぶ、ちょっとビッグジャンプ系、勢い足りてないんで、脚入れて、1・2、1・2・3、垂直の前でビタ止まり!
「今のは、オクサーへの入りかたがよくない。1つめに入る時点で、あいだ5歩のペースをつくってくる。そのためには回転のところからいい駈歩をする」
遅く感じたんで、1個飛んだあと仕掛けてしまった、あいだで仕掛けない、急がせない、それ基本。
ということで、オクサーからやり直し。右回転しながら、回転を強く、向いたら「持ったまんま」にしたい。
でも、なんか馬が内に倒れてる気がする、ジタバタっとして直そうとしてると、駈歩を殺しちゃうのかな。
飛んで、こんどは何もしない、一定のリズムで、1・2、1・2・3、あれ?止まった。これ、止まる?
「その障害見せて、叱って」と言われて、障害に正対し脚ドンとする、一歩前に出たら緩めてホメる。
やりなおし、オクサーに入る前の回転がいまいちかな、内の手綱引くと曲がりかたがよくないので、勢い出して外の手綱でまわるつもりで。
そしたら、こんどは障害向いた途端、ちょっと加速する感じ。失敗続きで、なにかのスイッチ入っちゃったのかな。せっかく動いてるのに、ヘタな乗りかたして、ごめんね。
いい勢いでオクサー飛んだんで、なにもしない、1・2、1・2・3、勢いのままで飛越。まっすぐ行って、まっすぐ止めて、ホメる。
一人で時間とって、他の人の練習、このあと乗るひともいるのに、妨害しちゃった、申し訳ない。
で、全員ひととおり終わったとこで、私とリッヒーライアンだけ、もう一回、最後のオクサーから垂直をおさらい。
「ペース・リズム・バランス」っておまじない言ってからスタート、強く回転して、馬体真っ直ぐにしてオクサー飛越、そのままの勢いで垂直も飛越。
回転で弱くならないためには、たとえば手を積極的に前後に動かしながら強い駈歩をしてくようにしてみては、というアドバイスもらう。
きょうの練習おしまい。

いやー、3反抗しちゃった、試合なら失権だ。(ふつう2反抗かもしれないけど、私の出る競技はローカルルールなので。)
ま、いま3反抗しとけば、出し尽くして、試合ぢゃやらんだろ。
(↑特訓モードのおかげでポジティブ思考になっている。ふだんなら、「あー自信なくなってきた」とか言ってるだろう。)
今日は止まられちゃったけど、リッヒーライアンの評価は下がったりしない。いい反応、いい動きする、乗ってて楽しい。
二鞍目に乗ったひとは、やっぱ右手前は出にくいとは言ってたけど。
一緒に障害まわってたひとは、「意外と不器用?小さく一歩入れるとかできないみたい?」と言ってた。
そうねえ、昨日は馬におまかせで適当に飛んでたんだけど、今日はあれこれしようと意識して飛ばすつもりだったんだが、どうもうまくいかなかった。
でも、あいかわらず、降りたあとは(乗んないと)カワイイ。
朝練のあとの手入れは時間的にせわしないんだけど、終わったあとにリンゴやる時間は欠かせない。

帰りがけに、試合のエントリー表が貼ってあるの見たら、80cm障害のとこに「ゴルパン」ってメモされてた。
ゴールドパンサー? 去年と一緒? よっしゃ、リベンジだ。
(↑ポジティブ思考になってる。ふだんだったら「ヤだよ、またヘグったらどうすんのぉ」とか言うだろう。)
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朝練で障害、馬がいいほうに変わっててビックリ

2016-05-19 21:18:12 | 馬が好き
乗馬、朝練に行く。
どうでもいいけど、3週前に修理に出してた長靴が直ってきた。よし、気合い入れてくか。
私としては、チャップスで乗ってるときのほうが、ゆるい感じでいいんだけど。
それはいいとして、試合直前に、朝練含めた集中特訓をするのは、技術的には今さらどうこう変わるものでもなし、メンタル面のほうが大きい。
ふだんは、馬と遊ぶ感覚でリラックスしにきてるようなとこ多いんだけど、試合を意識して連日で数重ねて乗ってくと、アドレナリンが出るだか交感神経がはたらくだか知んないけど、そんな乗馬になってくる。
たとえば苦手な馬にあたっても、今日こそ乗りこなしてやるぜ、みたいな気持ちが湧いてくる。ふだん、そんなこと、絶対ないんだけど。

きょうの馬は、リッヒーライアン。「乗らないとカワイイ馬」が、私の評価。
はい、ぢゃあ馬装したら馬場へ。
まわりの人に(リッヒーって我々の乗馬練習に)「しばらく出てなかった」と言われる。ん、そうか、もしかして、ピットインしてチューニングされてたか。
手綱伸ばしたまま常歩、脚ポンに反応して前に出る、ホメる。
あと10分くらいで障害やると言われて、ウォーミングアップ急ぐ。
速歩、大きい反撞、遅れないで前に軽速歩してく。
輪乗りでやる、馬の顔が外向かないように。内の脚つかって外の手綱でまわる意識。
右手前のほうが、前というより上にあがってくるような感じかな、ストライド狭いかも。どっちの手前が駈歩出ないんだっけ?
速歩の輪乗りで、脚への反応、詰めてかえしてあげるやりとりを確かめる。
輪乗りで駈歩、すごく軽く出る、うれしいのでホメる。
手前替えて右手前、問題なし、ちゃんと内も向いてる、ホメる。
「脚に反応して前に出るか確かめる」と言われて、ドンと使う、一所懸命前に出る感がある、ホメる。
あれぇ、この馬でこんなにラクに駈歩できたことあったけぇ? なんか楽しいので、動いてくれるたび、ホメる。
広いとこへ出してって、すこし歩度を伸ばす。ついつい馬の背中をグイグイ圧しちゃいがちなので、動き出したらツーポイントしてみて、軽く乗るつもりで。
「馬は動いてるので、こんど少しおさえてみて、そこで力を入れずに」ということで、駈歩殺さないように元気のいいまま歩度詰める。
ああ、いいよ、前なら止まっちゃったかもしれないけど、動いてるままで折り合いついてる気がする。
乗りはじめの速歩のとき、すこしアタマ下がり過ぎかなと思ったけど、駈歩してるうちに自然といい場所に収まってきた気がする。

んぢゃ、障害。きょうは最初からアブミふたつ詰めて乗ってる。
アブミ踏んづけてけよ、俺。長靴のなかでソックスの微妙にすべるのがわかる、ヘンな感覚。
最初、低いクロス、踏切バーつき、駈歩で。
飛ばそうとか踏切あわせようとかぢゃなく、回転も障害向いてからも馬の一定のリズムを保ってこいと。
なんか久しぶりなんで、忘れちゃってる。待てよ、リッヒーって障害飛ぶんだっけ? わかんないまま突入。
障害向いても急いだりしないし、逃げたり止まったりするそぶりもなし、飛んだあともエキサイトしないで真っ直ぐ進む、イイネ、ホメる。
左右の手前で繰り返し。遠くにいるうちから障害の真ん中に対して真っ直ぐのラインに入る。
「飛ぶとき手を前に」、遠く前方を見て、馬の動きについてくように肩肘の力ぬいて、拳ゆずる、コンタクトなくさないように、ムダに当てないように。
障害を垂直に変えて、繰り返し。助走が一定のペース保ててると思う、いいよ、リッヒーライアン。
回転したとこで馬が内に傾いてる感じがするんで、障害に向かう直線上で馬を真っ直ぐにするようにだけ注意する。左右のバランス均等のシンプルな駈歩がしたい。
んぢゃ、単発のオクサー。私はオクサー苦手で、よく先飛びやらかすんだけど、低いんで大丈夫だろう。
ふつうに駈歩、ふつうに飛ぶ。馬は問題ないけど、やっぱ人間の動きが硬いかな。
ぢゃあ、最後は、まっすぐのライン上の垂直からオクサー。あいだ7歩? 気にしないで行こうっと。
「ひとつめ飛んだあと、弱ければ前に出して、2個目に向かう。遠くから飛んだりして前に倒れてたりしたら、馬を起こしてから2個目に向かう」
ということで、たぶん私の場合は人間がバランス崩してるだろうから、飛んだあとの2歩で身体起こして馬とのコンタクトしっかりと、と考えてスタートする。
垂直飛ぶ、1・2で戻ったつもりになって、3・4、1・2、あ、ちょっと近い? サーン!でオクサー飛ぶ。馬におんぶにだっこ。
2回目、垂直飛ぶ、そのあとの3,4歩でギュッと手綱握る、あれ?逆だ、私の恐れてた惰性でスピード上げて走ったりってことはしてないぞ、むしろ前に出してかなきゃ。
微妙にブレーキかけちゃったせいで、ちょっと遠いか? 最後の一歩ので馬が下を覗きこむようなカッコになったけど、フワーッと飛越。人が遅れる、手を前に出せず。
うまく飛べなかったけど、とりあえず、おわり。

リッヒーライアンが安定した走行してくれていて、人からの次の指示を待ってる状態だったんで、とても楽しく乗れた。
こんな楽しい乗馬、ひさしぶりだな。乗り替わったあと、誰彼となく「リッヒー、いいよー」と宣伝してまわる。
見てたひとから、傍から見てても楽しそうに見えた、と言われて、あーそんな乗馬できてよかったと思った。

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殴られたブロンド

2016-05-17 19:02:13 | 読んだ本
E・S・ガードナー/砧一郎訳 昭和63年 ハヤカワ・ミステリ文庫版
あるだけ順番に読みかえしてる、ペリイ・メイスンシリーズ。
原題は「THE CASE OF THE BLACE-EYED BLONDE」、1944年の作品、巻末のリストによれば、シリーズ全82作中の25作目。
(原典の発表順と、日本の文庫・ポケミスの出版順は、全然一致しない。)
誰かに殴られて、目のまわりの腫れ上がった顔で、駆けこんできた金髪美女のダイアナが、本作の依頼人。
メイスンは、ダイアナが勤めていた富豪の鉱山経営者宅へ乗りこんでって、依頼人の名誉回復、賠償請求をさっさと済ませることに成功。
ところが、どうして富豪が新聞記事の読み上げなんて簡単な仕事でダイアナを雇ってたのか興味をもったメイスン、戦死した富豪の息子の嫁が、財産目当てだと決めつけてた舅に対して反目しているという状況を知る。
そんなことしてるあいだに、依頼人には新たなトラブルが発生したらしく、メイスンと秘書のデラは、雨の夜の十時に郊外の家まで呼び出されるような、関わり合いになってしまう。
現地についてみれば、いるはずの人はいなくて、家は真っ暗ひとけなし。
いつものように、なんだかいやーな予感がするが、周囲を捜索してみずにはいられないメイスン、家の裏手の窪地で、金髪の持ち主が死体となってるのを、発見してしまう。
ちょうど、そこへ警察がかけつけてきて、まるで罠にはめられたかのようだが、その後判明したことには、被害者はダイアナではなく、その同居人。
ただ、当然のごとく話の展開は、メイスンの依頼人が殺人事件の容疑者にされて、どこからみても全く不利という状況になる。
例によってメイスンは、あぶない橋をわたりつつ、ひっくりかえす証拠を集めようとするが、うまくいかない。
予審が始まっても、事態は改善されず、さすがにダメかというくらい追いつめられるが、初日が終わって翌朝までのあいだに、最後の望みをかけて駆け回り、法廷ぢゃない場所で事件は解決に向かう。


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