かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

中国事情その8 天安門広場

2005年09月06日 | China・Mongolia

中国の象徴とも言える天安門広場を取り上げる。
天安門広場は、50万人位(100万人?)集まれる世界最大の広場と言われていて、1949年の中華人民共和国の建国宣言も、1989年の天安門事件も、ここで起こった。毛沢東さんの遺体も安置されているし。
ここで、トリビアクエスチョン。今世界で、ご遺体を拝めるのは、誰でしょう?
答えは、毛沢東さんとベトナムのホーチミンさんと(2度も拝みました)ロシアのレーニンさんです。いずれも、(現 or 元)社会主義国家です。
天安門は、いうまでもなく、紫禁城(現在の故宮博物館)の門で、清の時代、この中で、おどろおどろしい政治が行われていた。天安門にいく人は、その前に、是非、"ラストエンペラー"は見て欲しい。
ただ、現在の中国には、建国時の共産主義は既になく、支配の体制としてのみ残っている。民族もばらばら、言葉もばらばら、生活のレベルもばらばらの中国が、共産主義という名(実がない)のみの元で、一体として残っているのは、奇跡に近いのかもしれない。
いずれにしても、未知の世界を突き進む中国は、今後、何によりどころを求めて行くのか?
いまさら儒教?それとも、また王様?その場合、漢民族?少なくとも抗日で、一体感を醸成しようとするのは、そろそろ止めにして欲しい。日本ももちろん正しい理解と認識をしっかり持つ必要はあるけれど。やっぱり、どっかで、民主主義の考え方も入れないともたないんではないか?でも、共産主義と民主主義って両立可?日本には、共産党があるけど....
この国の将来がどうなるか、興味はつきない。

コメント
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