中国事情その７ 上海のリニアモーターカー

中国事情ネタももうそろそろにしたいのですが、これだけは触れておきたいのが、上海のリニアモーターカー。一応試運転という位置づけらしいが、50元で、上海市のはずれと浦東の国際空港を結んでいる。愛知万博でも乗れるとのことだが、私は、初体験。
みるみる内に加速し、あっという間に、時速200km突破。あまり速い感じがしないと言ったら、地元の人が、速さを感じ難くする特殊な窓ガラスを使っているとか言っていた。
そのままぐんぐんスピードを上げ、最高時速である431ｋｍに到達（写真はその時のものだが、残念ながら、アップロード版では、文字が読めない）。流石に早く、やや落ち着かない雰囲気になってくる。JR福知山線の話ではないが、ちょっと速すぎる。10秒位たつと減速モードとなり、あっという間に空港だ。全部で8分足らずの旅。人数が少ない時は、タクシーより安いとのことで、是非上海に来られた方は、片道はトライすることをお勧めするが、往復はお勧めしない。どこか、神様の決めた法則に従っていないような気がするのだ。じゃあ飛行機は、何なんだという声も聞こえてきそうだが。
昔新幹線に初めて乗った祖母が（40年近く前）、速すぎて怖かったと言っていたのを思い出した。ちなみにこのリニアモーターカーはドイツ製。さあ、日本はどうする