かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

中国事情その6 上海のジャズ

2005年09月04日 | China・Mongolia

上海は、中国一の街といっていいと思うが、租界時代を思い起こさせるノスタルジックな空間が残っている。その代表格が、外灘からちょっと入ったところにある和平飯店でのOld Jazz Bandの演奏ではなかろうか。バンドのメンバーの平均年齢は、たぶん70台後半と思われ、ドラムのおじさんは80を越えているらしい。
演奏はお世辞にもうまいとは言えないが、満員のお客さんを前に、唯我独尊の演奏を、たらたらと続ける(一応、客層を見て曲目は選択しているようだが、ほとんど時間が止まってしまっている)。実にいい。日中戦争中も、共産党国家建国時も、文化大革命時も、改革開放時代も、ずうっと同じようにやってきたのだろうか。たいへんな苦難の時期を乗り越えてきたのだ。
上海の夜には、ぜひ立ち寄りたい一角。近くの外灘地区のライトアップも、電力不足にもめげず復活してます(ただし、気温の高い日は、中止)。
ジャズメンの皆さん。いつまでも、お元気で。
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