かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Living In The Material World

2012年01月05日 | The Beatles



昨年は、GHが亡くなって10年。
それもあってか、マーティンスコテッシさんが、GHの一生を描いた壮大な映画を作り上げた。
劇場では公開されていたが、BDの方は、クリスマスイブ前日にリリースされた。
なぜか、角川書店が、発売・販売になっている。
コレクターズエディションをGETしたが、なかなかすごいというかTOO MUCHというか。

まず、BDとDVDが両方入っているが、内容は、まったく同じなので、どちらか一つでいいだろう。
BOXが、額縁にもなっており、きれいなGHの写真が3枚入っている。ただ、これらの写真をいつも飾っている人がどれだけいるか。
おまけのCDは、よい。これは、単独で買えるのかな?
GHのヒット曲の初期のテイクが、いい音で聴ける。GH Unpluged といったところか。

ということで、周辺のことから触れたが、BDの内容は、ちょっと長いが、GHの生の姿が浮き彫りになるようなすばらしい内容になっている。でも、時代、時代によって、ずいぶん違った姿を見せるので、本当の姿は?といわれると答えに窮する感じもする。
インタビューを受けた面々も、GHの2面性への言及が多い。

一番面白かったのは、フィルスペクターへのインタビュー。彼が今どういう境遇にあるか知らないが、この映像も当時の彼のイメージからほど遠いもの。
ただ、このインタビューから、GHの解散後の活躍は、フィルの貢献があったからこそであるということがわかる。バングラデッシュのコンサートに、ディランを連れてきたのも、フィルであることがわかる。All Things Must Pass も、彼なしでは、あれだけの作品にはならなかっただろう。天才と狂人は、紙一重とは、彼のことを言うのか?

見たことがない写真、映像も、たくさん出てくるので、ビートルズファンはマストと思うが、コレクターズエディションまでは、必要ないかな?
特典映像もそんなにすごくはない。Dispute & Viorenceと名づけられた74年のコンサートで披露された映像も収録もあるが、皮肉なことに、彼のツアーがなぜ評価されなかったかがわかるという意味で貴重かもしれない。

愛すべきGHのことを、是非、このBDで知ってほしい。
感動する!
What is Life ?

コメント
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