かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ザ・ビートルズ 新時代の響き

2012年01月07日 | The Beatles


今日は、今年のゴルフはじめ。散々だったが、まぁいっか。
富士山の雪も、結構裾野の方まで、降りてきた。

今、徹子さんの番組を見ているが、結構深い番組。
若貴兄弟の件だけど、やっぱり、ガチンコで、兄弟対決させてはいけなかったのかな?
仕事と、プライベートと、理屈では分けられるけど、流石に、あの究極の境地ではつらかったろう。見てるこっちは、能天気だったけど。
特に今は亡き先代貴乃花にとっては、公開兄弟喧嘩をさせるイベントだったのだから。
想定外だったと言ってしまえばそれまでだが。



羊の皮を着た狼。
本書は、愛読している”大人のロック”の特別編集版。結構前に出たが、読み応えがあった。その感想が、羊の皮を着た狼。
一見、大衆向けの表紙だが、中身は相当マニアック。

2009年9月9日に出たリマスター版を、ピックアップした曲のみであるが、今までの、音源とを、徹底分析している。ノイズ除去など序の口で、各楽器の音のバランスを変えたりするのもまだ序の口で、音を加えちゃったりもする。そのリマスターの過程を、PCも駆使して、徹底的に分析しているのだ。
”推理小説を読むが如くビートルズを聴く”とも銘打っている。

私は、リマスター版が出た後、ipod に入っていたビートルズの全曲を、リマスター版に入れ替えたが、リマスター版の方が全然いい。歌詞ですら、より鮮明に聴こえるような気がする。
アンソロジーのリマスター版も配信されているそうで、こちらは、まだ未入手だが、特にライブ音源などがずいぶん改善されているようだ。これは、CDでも出るのかな?

45年前の日本公演についての検証記事もなかなかマニアック。
”ビートルズ研究は考古学であり遺跡発掘の世界”と、自信の副題までついている。
当時の関係者の証言など、初出を思われるが、今年亡くなったカメラマンのロバート・ウィティカーさんのインタビューも面白い。全5回の日本公演の再現コーナーのユニーク。1回目と2回目は、映像が残っているが、3回目以降は、残っていないため、残念ながら、さらっとした再現になってしまってはいる。
ビートルズ来日に関連する、お宝写真もいっぱい。
JALの機長がもらったサインなども、公開されている。

いずれにしても、かなりディープなビートルズファン向けの本。
当然、ビートルズファンだったら、もう持っていると持ってると思うけど。




コメント
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