かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

北斎展

2014年10月11日 | Culture・Arts
今日、ベネッセから封書が来ていた。
夫婦で、2通。
たぶん、子供が小さい時の赤ペン先生受講時のデータが残っていて、流出したのだろう。
500円×2ということだが、どう考えればいいのか?

たまたま昨日某セミナーで、個人情報への神経過敏、著作権の過度の保護の弊害について説いている人がいた。
ベネッセの場合、まず、これだけ古いデータを保存しておく必要があったのかという問題もあるが、1人当たりのお詫びの品、500円相当を、どう理解すればいいのか?
情報漏えいは、もちろんとんでもないことではあるのだが。

著作権と言えば、最近行ったコンサートが、次々と、DVD化される。
ジェフ・ベック、陽水、拓郎など。
後者の2コンサートは、スカパーで、既に、放送された。一度放送されれば、海賊版が出回るのは必至で、結局DVD化される。
スカパーに入った人は、早く見れたメリットに止まる。
追っかけっこだが、ビジネス側からの、デジタル社会の難しさがここにある。
PMのも、放送されたが、これは、まだDVD化されず、CDや、DVDで小出しにオフィシャル化されている。これが、一番財布に堪えるが、PMだからできる商法だ。



本当は、今頃、新宮にいるはずだったのだが、台風到来により、キャンセルし、今日は、上野の北斎展に行った。
ボストン美術館の浮世絵展は、前にも行ったように記憶するが、北斎の浮世絵に絞った、しかもこれだけ、多彩な作品が揃って展示されるのは、初めてだろう。
すごい人で、なかなかゆっくり見れる雰囲気でないのは、残念だったが、保存状態のいい、作品が、多数展示されていて、見ごたえあり。
ごく初期のものから、晩年のものまで。
富嶽三十六景は、もちろんあるが、お化けの絵や、花や鳥の絵など、あまり見る機会のない絵も展示。

今、パリでも、北斎展が開かれていると思うが、日本人だったら、是非一度、足を運んで欲しい。
外国人の方も多く、北斎の人気の高さを思い知った。



出口近くに、なぜか、皿屋敷のお菊が。
出て行く我々が、恨めしい?



ついでに、上野公園にもちょっと足を伸ばした。
清水観音堂。
場所が良く、参拝客も多い。



見つけた獅子舞ロボット。なかなか動きが巧みで、よくできている。
おみくじ売上増に寄与しているのか?



月の松。
昔から有名らしい。
どうなって、こうなったのか?



上野大仏の前の仏塔。



上野大仏。
江戸初期のものだが、関東大震災の際、崩壊。
その後、胴体は、戦争の時に、拠出されてしまい、頭だけの大仏になり、昭和46年からこの姿になったという。
右下に震災前の写真が見える。
結構立派な大仏だったようだ。

ということで、穏やかな一日だった。
明日も、まだ大丈夫かな?
コメント
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