今日と、明日の日中は、恵比寿のWestinでの催しに。
何やら建設中。去年ツリーがあった場所のような気もするが、ツリーにしては、ちょっと大げさだよね。
今、小学館の隔週刊、JAZZ100年を購読中だが、そこに、中平穂積さんの写真が毎号載っている。
一見スナップショットのような写真もある中で、歴史の重みも感じる。
ネットで、調べたら、写真集を出されていることを知って、早速ゲット。
古本だけど、そんなに値段は下がっていない。結構人気があるのかもしれない。
ほとんど、新品同様の本だった。
題名が示すように、発行は、2002年。
最終頁に、中平さんの経歴が載っているが、25歳の時、アートブレイキーの初来日を撮影したのをきっかけに、JAZZミュージシャンの写真を撮りまくり、本書が出た時は、それから40年。今では50年以上になっているということになる。
JAZZ喫茶、JAZZ BARを、開店され、そこで、一流ミュージシャンも演奏している。
ここまで、JAZZに浸かりっぱなしの人って、世界にどれだけいるのだろう。
1人で、40年間、世界中、JAZZミュージシャンを追っかけたのだから。
我々が知っているJAZZミュージシャンは、ほとんど撮影しているのではないか。
しかも、熱演が聞こえてきそうな、熱い写真ばかりだ。
アートブレイキーの写真は、1961年の初来日から、1965年の諏訪大社、1988年のドイツでの写真まで、並んでいるが、今となっては、JAZZの歴史を飾る貴重なものだ。
諏訪大社では、ハッピを着て、演奏している。
Weather Reportが、天気予報と書かれた和傘をさしている写真など、微笑ましいものもある。
もう鬼籍に入られたミュージシャンも多い。
その伝統を受け継いでいるミュージシャンは、ちゃんと育っているのだろうか。
ちょっと、スター性のあるミュージシャンは、減ってきているんじゃないかな?
JAZZ以外のジャンルの方が、幅をきかせているかな?
フュージョンなるジャンルに取り込まれてしまった面も?