急に、春が来た。
明日から、ちょっと海外。
本書は、昨年9月に出た。ちょうど、吉備の旅を結構した直後。
本書を読んでから行けば、ルートも少し変わったかもしれない。
いつもの関氏の本だから、大体の方向感や予測できたのだが、やはりその通りで、最終的には、ヤマトに隠蔽された吉備の歴史が桃太郎伝説に反映されているというのが、大筋。
桃太郎伝説ができたのは、江戸時代と言われるが、似た話は、各地に残っていた。そして、そもそもを語るには、まずは、ヤマトタケルによる全国平定の話を検討が必要だ。ヤマトタケルは、吉備に祀られる吉備津彦の子孫ということになっている。そのヤマトタケルが全国を平定して、平定された側の、吉備に、吉備津彦が祀られている。これは、ヤマトに対抗する吉備ということなのではないか?
吉備は、ヤマトにとっての九州との交易の際の要所にあり、ヤマトは、吉備を押さえる必要があった。いや、実は、逆で、ヤマトは、吉備が尾張と組んで、打ち立てたのではないか?
謎が謎を呼ぶ訳だが、近時の奈良での発掘物を見ると、その傾向がわかるという。今も新発見が相次いでいるから、これからも議論の進展が見られるだろう。
難しい話は、抜きにして、また吉備に行って、今度は、桃太郎伝説ゆかりの地というテーマで、周りたくなった。
明日から、ちょっと海外。
本書は、昨年9月に出た。ちょうど、吉備の旅を結構した直後。
本書を読んでから行けば、ルートも少し変わったかもしれない。
いつもの関氏の本だから、大体の方向感や予測できたのだが、やはりその通りで、最終的には、ヤマトに隠蔽された吉備の歴史が桃太郎伝説に反映されているというのが、大筋。
桃太郎伝説ができたのは、江戸時代と言われるが、似た話は、各地に残っていた。そして、そもそもを語るには、まずは、ヤマトタケルによる全国平定の話を検討が必要だ。ヤマトタケルは、吉備に祀られる吉備津彦の子孫ということになっている。そのヤマトタケルが全国を平定して、平定された側の、吉備に、吉備津彦が祀られている。これは、ヤマトに対抗する吉備ということなのではないか?
吉備は、ヤマトにとっての九州との交易の際の要所にあり、ヤマトは、吉備を押さえる必要があった。いや、実は、逆で、ヤマトは、吉備が尾張と組んで、打ち立てたのではないか?
謎が謎を呼ぶ訳だが、近時の奈良での発掘物を見ると、その傾向がわかるという。今も新発見が相次いでいるから、これからも議論の進展が見られるだろう。
難しい話は、抜きにして、また吉備に行って、今度は、桃太郎伝説ゆかりの地というテーマで、周りたくなった。