上州古墳巡りの最後に訪れたのが、本の順序通り、八幡八幡塚観音古墳。
八幡八幡神社が近くにあったのだが、諦めて、古墳のみ訪問。
近くに立派な博物館があり、副葬品などを直に見ることができる。
また、石室内を見るための、懐中電灯も気軽に貸してくれるので、古墳に行く人は、最初に訪れることを、お勧めしたい。
あまり整備されておらず、古墳の辺沿いに、道が作られている。
台が築かれ、その上に、古墳が築かれたようなデザイン。
だから、2階建てのように感じる。
一見、普通の山。
様々な石碑が残されていたが、江戸時代のものだった。
ここが、石室入口。
後円部の横に掘られている。
誰が、穴を見つけたのか知らないが。
石室への道は、結構長い。
石室に入ったらびっくり。
大きな石を積んで作られている。
これだけ、頑丈に作られたから、しっかり残ったのだろうが、これだけのものを造る労力はいくばかりか?
奈良にあるものとも十分張り合える。
最大のものは、推定50t!
ここで、見つかった副葬品は、かなりものものが、重要文化財に指定されており、隣の薬物感で、現物と、復元品が、並んで展示されている。
韓国の影響も、かなり感じられる。
石室から、外を、臨んだところ。
新緑が美しかった。
後円部の頂上にあった祠。
やはり、江戸時代のもののようだ。
前方部を見下ろしたところ。
最低限の整備しかされていない、古墳らしい古墳だった。
副葬品が、まとめて残されていて、すばらしい。