かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

長谷小路周辺遺跡

2016年06月14日 | Kamakura ( Japan )


長谷寺から、お決まりの御霊神社へ。
と言っても、このシーンがお目当て。
相変わらず大人気。



あじさいのトンネルを江ノ電が駆け抜ける。



そして、取って返して、長谷東街の遺跡発掘現場へ。
6/12、一日の公開で、これまたすごい人出。
開場時間前に着いたのに、30分以上行列した。



由比ガ浜こどもセンター建設に先駆け、発掘調査をしていたら、古墳時代の骨が出てきて、騒ぎになっている。



通りから入ると、この地域にしては、広大なお敷地が広がる。
既存の建物を壊して、保育所、子育て支援センター、障害児支援センターなどからなる複合施設を作るらしい。
近所は、高級住宅街だから、なかなか難しいプロジェクトだろう。



途中で、発掘現場の写真が展示されている。



いよいよ現場が近づいてきた。
ブルーシートがかぶされた部分もあり、まだ発掘作業中らしい部分もあった。



真ん中のおじさんが説明してくれる。
背中は、すぐ由比ガ浜で、その後ろの砂丘地帯の窪地に、古墳時代から継続して、人が住んでいたということらしい。
掘り進めたら、古墳時代のお墓が出てきたということだ。



一番目玉のお墓。
この地域で、石館墓が見つかることは、まれ。頭を東南に向けており、古墳時代のものと判断されている。
15歳前後の男性だそうだ。
当時の骨がこんなに綺麗に残るものなのだろうか。



こちらは、土に直接葬られている。
長い期間、生活の場になっていたことは、他の出土品から見ても、間違いない。
古墳時代から、室町時代にかけてだ。



発掘品が、並べられているが、確かに、長い期間に渡って、生活の場だったことがわかる。
コメント
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