今日は、雑事をこなした後、昨年もお邪魔したアメリカ橋写真展へ。
何年続けておられるのかわからないが、ずいぶん定着してきた。
懐かしい写真と、びっくりする写真が混在。
現場取材のものばかりだから迫力がある。
福岡さんにお聞きしたところ、旧作と、新作を、織りまぜて展示したとのことだった。
アビーロードスタジオの玄関の表示も変わっていたことを知った。
また、ロンドン、リバプールを訪れたくなった。
大村さんのトークショーは、前回同様、マニアックの境地。
本講演のために、2ヶ月を要したという。
脱帽。
講演は、本当に、マニアック。
相当の知識がないとついていけなかったかもしれない。
ビートルズが来日した数日間の出来事を徹底的に追求した成果の発表会だった。
まずはエドサリバンショーの日本での放映。
放映順序等はめちゃくちゃだったそうだが、松島智子さんが、留学中にUSAで原体験していたことは知らなかった。
次は、HELP日本公開時の混乱状況の掘り起こし。
日本でも、本当に大騒ぎだったことがわかった。
そして、武道館公演に向けた来日から帰国までの大騒動の分析。
羽田着陸場所は、まさに今の国際線ターミナルの場所だったという。そこから、今では不可能なルートで、ヒルトンまで一直線。ここまで、分析できるのか。
本にする予定はないそうなので、本日参加した人だけのシークレット?
そして右翼の街宣。
映像の分析から、その実態が明らかになった。
笑っちゃいけないけど。
ファンの騒ぎも尋常ではなかった。
その映像に残っているファンの方も会場にいらしたが、記憶は曖昧ながらも、熱狂は凄かったという。
ファン向けの警察庁の看板の分析も、最高に面白い。
当時の看板は、手書きだったが、その特色が看板によって、違う。
その筋の指示によりという訳のわからない言葉も使われていたそうだ。
武道館の入場方法も明らかになった。
チケットは、赤青黒と3種類あり、入場ルートの違いが明らかになっている。
著名人は、赤だったという。
その色は、チケットの席番号記にも使われていて、席によって決まっていた。
5日間で40,000人の観客というが、抽選チケット当選率は、7倍程度だったようだ。
朝ドラの画面にも、当時の映像が生かされている。
最後は、ポールのホテル脱出事件。
記者が追っかけていたとのことで、きめ細かくルートがばれており、かつ、皇居は姿を変えてないから、こと細かに行動ルートがフォローできる。
途中で、交番にも寄っていた。
ホテルに戻るよう命じられた後のポールの不機嫌な顔が面白い?
ということで、マニアにとっては、最高の3時間だった。