化物グループと言って差し支えないだろう。
ビートルズと同時期に活動を開始し、サイドギタリストは変わって、ベーシストは脱退したけど、原型をとどめながら、前進を続けるローリングストーンズ。
前回の来日が2014年だったから、そろそろお願いという感じ?
本BDは、2015年5月の、Sticky Fingers再現公演のライブ版。
ストーンズがこのような公演をしたという記憶がないので(YESはよくやっているが)、スペシャルな企画だったのだろう。
ストーンズにとっても、チャレンジングだったろうし、インタビューで曲への思いも語られる。
流石に、知らない曲もあり、客のノリにも、ばらつきがあるように見える。
前回の来日時には出ていたミックテイラーが出ていないのも、新たな展開ということか。
はじけた感じの曲が、その後のツアーでも採用されて、落ち着いた曲が、落ちたという感じ。
キースの生ギターもいかす。
サポートメンバーが単独でよく来日するが、その時は、ストーンズのツアーがないとわかる。
それほど、いまやストーンズと一体化している。
アンコールに向けての3曲が圧巻。
特に、BB Kingへのトリビュートは、ストーンズの原点へのトリビュートという感じ。
ロックバンドではなく、ブルースバンドとして、再認識した一枚かな?
聞く価値大!