雪は、概ね溶けたが、寒い。
インフルエンザも流行っているのし、気をつけなければ。
まずは、マドリッド市内観光。
車窓からだけでも、立派な建物が多いのがわかる。
ただし、やはり、大航海時代の名残で、近代に入ってからは、内戦などもあり、他のヨーロッパ諸国に遅れをとっているようだ。
難民もドイツには行きたがるけど、相対的に貧しいスペインにはあまり行きたがらないらしい。
最初に訪れたのが、スペイン広場。
グランビア通りの西側の端にある。
ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像。
その後ろに著者のセルバンテスの像。
16世紀から、17世紀にかけての、スペインが最大の力を誇っていた時代の人だ。
レパントの海戦で左手を失ったという。
たぶんサンマルコス教会。
スペイン広場の向かいにある。
国鉄アトーチャ駅。
この向かいにソフィア王妃芸術センターがある。
ソフィア王妃芸術センターのエントランス。
1990年オープンで、モダンな感じ。
元々は、病院の建物だったのを、改築して、モダンな姿になった。
ダリは、スペインを代表するアーティスト。
シュールリアリズムの第一人者だが、その意味を汲み取るには、相当にらめっこすることが必要?
右上の女性は、後に妻となったガラと言われている。
メインは、もちろんピカソのゲルニカだが、写真は撮れない。
ナチのゲルニカ空爆を題材にした絵だが、ナチもあまりにも悲惨な結果に空爆を控えるようになったという。
しかし、戦後、スペインは、フランコの独裁となり、ピカソは、二度とスペインの地を踏まなかったという。
目のメトロンノームで、頭がくらくらしてくる。
屋外にも展示が。
中庭に立つと、かつて病院だったことがわかる。
これは、ミロ。
これも、ミロ。
すばらしい現代アートの美術館だった。