本書は、ネットで見つけてゲット。
1985年に初版を出したが、2007年に増補版が出て、それを文庫化したのが本書。
したがって、1985年までは、かなり充実しているが、以降は、オルタナティブロックとして、まとめた記載になっている。
ロックが黒人ミュージックから生まれ、反体制的な歌として人気を得た後、一旦失速。
ビートルズ、ソウルが出て、息を吹き返し、ウッドストックをきっかけに、百花繚乱状態へ。
MTVがヴィジュアル化のきっかけになったり、レゲエに発展したり。
本書の定義では、ロックの始まりを1951年にしているが、そこから数えてもまだ70年足らず。
当初から、録音技術が当初から存在していたこともあり、いろんな記録もひっくり返しながら、歴史を振り返ることができる。
参考音源リストも便利。
ロックってなぁに?という向きに、絶好の入門書。