かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Tony Barrow

2018年03月12日 | The Beatles
今晩、飲み屋に行ったら、知り合い複数と遭遇。
同窓会会場ではないのだが。



Beatlesに関わって、数奇な人生を送った人は、山ほどいるが、Tony Barrowもその一人だろう。
彼の名刺をゲット。

1962年から1968年、NEMSのロンドンオフィスのトップだったから、まさにビートルズと共に生きた人と言える。

ビートルズがハンブルグで下積みをしている時代、Tonyは、リバプールからロンドンに出て、ビートルズが落とされたデッカで、ライナーノーツを書いていたという。それがビートルズのマネージャになったばかりのブライアンエプスタインの目に止まり、ビートルズについての記事を書くように頼まれたのが始まりという。
そして、ビートルズのメジャーデビューから、ビートルズと関わることになった。
何たる偶然というか必然というか。
ブラインは、デッカの2倍の給料の条件で、NEMSにリクルートしたという。
NEMSのロンドンオフィスの経営をさせながら、プロモートしているミュージシャンのプロモートをさせたのだという。

再販されたクリスマスレコードも、Tonyの発案という。
その後、世界ツアーにも同行し、星加さんが、ビートルズと接する機会を作ったのも、Tonyだ。
ブライアンの死後、独立し、イギリスのミュージシャンの世界デビューに大きく貢献した。
ただ、パンクなどにはついていけず、ジャーナリストになり、さまざまな著書を著した。



この名刺には、裏にTonyのサインがある。
NEMSの名刺だから、ビートルズが現役の1960年代半ばのものだ。

初めて見た珍品。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする