かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ライフワーク

2006年02月21日 | Topics
昨日、今日の2日間で、泊まりで、セミナーに参加した。
仕事と全く関係ないセミナーなど、生まれて初めての経験だった。
生きがいセミナーのようなもので、会社勤めも25年になろうとする今、これまでの行き方の総括と、これからの生き方のプランニングをするためのセミナーだった。
流石プロのセミナーでずいぶん頭が整理できた。
中高年は、皆、いろんな不安や心配で、もやもやしているところがあると思うが、よく分析してみると、お金と健康がまず基礎事項。その上で、仕事、余暇、家族、地域社会貢献等の生きがい追求と、整理できる。
そして、仕事については、賃仕事(生きていくための仕事≒つらい)とライフワーク(好きでやる仕事≒楽しい)があり、30代までは、賃仕事に集中するが、40からぼちぼちライフワークを考え始め、60代ぐらいから、ライフワークが主になる生き方に移行していくと解く。
今までの人生を悔いることもないし、悔いてもしょうがないが、賃仕事を達成した後の人生については、余生ではなく、本当に楽しむ時と心得た。
これからのキャリア開発計画を決めて、実践しようと決心?した次第。
私のライフワークを何にしようか。これは、自分で、考えるしかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マオ

2006年02月19日 | Books


ン・チアン女史著のマオについての書評は、溢れかえっている。それだけ、衝撃的な内容だったということだろう。
読了したが、結構長い。後書きによると、原著には、113ページの注釈があったそうだが、流石に、翻訳本に入れるのは止め、H/Pに掲示することにしたという。講談社のH/Pで、誰でも見れるので、興味のある方はどうぞ。これだけでも、すごい。
女史の怨念にも似た執念の一冊と言えるだろう。とにかくよく調べている。そして、どの程度客観的かはわからないが、かなりの説得力を持って、毛沢東は、最初から最後まで、中国人民のことなど全く考えない残虐な単なる暴君だったと言い切るのである。
30年前の1976年9月9日に毛沢東は亡くなったのだが、当時高校生であった私は、何のきっかけか忘れたが、世界史のK先生を囲んで、岩波新書かなんかの中国近代史の読書会に参加していた。その読書会の最中に、毛沢東の死が訪れ、大きく印象に残ったのだが、確かその本には、毛沢東は、中国建国までは革命・統一の立役者だったが、その後の大躍進政策は失敗し、文化大革命の評価はまだ定まらないものの、権力闘争の色彩が強いというものだったと思う。
”マオ”によれば、毛沢東は、共産主義などどうでもよかったらしい。
その他の本では、やはりチアン女史の”ワイルドスワン”と、元毛沢東の主治医だった人が書いた(執筆後シカゴで怪死した)”毛沢東の私生活”が印象に残っている。ただ、これらの本も、毛沢東の後半生に関するものが中心で、最初から最後まで、これだけ踏み込んで触れたものを読んだのは始めてだ。前半生については、資料も乏しく、または後に作られた物ばかりなので、真実をつかむのは、難しくなっているのだろう。
ちょっとしつこく感じる方もいるかもしれないが、毛沢東に興味のある方は、必読の書。それにしても、毛沢東とその側近達との微妙な綱渡りの関係は、まさに恐怖の駆け引きと呼ぶにふさわしい。とても常人では耐えられない恐怖だ。毛沢東と周恩来の関係がこのような関係だったとは。
カンボジアのポルポトの所業など、逸話にも残されているように、比較の対象にならないか?
明日のブログは、お休みです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古寺歩きのツボ

2006年02月18日 | Books
相変わらず、読書パターンはぐちゃぐちゃだが、とりあえず、井沢元彦さんの、古寺歩きのツボという本を読んだ。
氏の古寺歩きは、年季が入っていて(子供のころから500以上は回ったとのこと)、その経験に裏打ちされた本書は、参考になる。まさにこのコツを知って回るのと、知らないで回るのでは大違い。
素人にもわかりやすく書いてあり、またお勧めお寺リストも載っていて、古寺巡りをテーマにした全国行脚ができればいいななんて、つい思ってしまうのである。
地理の勉強と、歴史の勉強と、足腰の鍛錬を一石三鳥というわけだ。
いつになったら、できるかなぁ。まずは、手近なところで、トライしていこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建長寺その8

2006年02月17日 | Kamakura ( Japan )

ここは、東屋(トイレ)の近くの仏塔と、仏像(観音様?)です。
奥に、まだ、建物は、ありますが、一般は立ち入り禁止になっているので、見れる建物の主なものは、これぐらいです。かつては、もっと壮大な寺院だったのですが、かなりの部分は、焼失しました。
でも、禅寺の元祖である建長寺は、是非訪れておきたいお寺です。鎌倉五山の第一位でもあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建長寺その7

2006年02月16日 | Kamakura ( Japan )

建長寺シリーズも佳境。法堂(ほっとう)は、住職が説法するためのお堂で、このお堂は、1814年に再建された関東最大の法堂です。この建物も、重要文化財です。
今は、愛知万博で展示されていた、パキスタンのラホール博物館にある釈迦苦行像(2-3世紀のもの)のレプリカが、鎮座している。この異様だけどリアルな仏像は、とっても有名で、タイの寺院でもレプリカを見たことがある。釈迦は、苦行を重ねても救われないと悟り、その後、瞑想により悟りを開いたという。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする