かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代九州探訪の旅その5 吉野ヶ里歴史公園 北墳丘墓

2012年07月21日 | Other Western Japan
2〇時間番組には、あんまり興味がないのだけど、FNSを見てたら、笑っていいともの30周年という。この3〇年の積み重ねは凄い。



さらに北に行くと、北墳丘墓がある。この構成って、ネパールの街に似てたような気がするんだけど。
手前の広場には、甕棺が、2列に並んでいたという。



北内郭を振り返ったところ。当時も、こんな光景だったのだろうか。



この方墳には、登れないが、中は公開されている。



ここにも、甕棺が並んでいた。ここは、最近まで、戦国時代の城の跡と思われていたみたいなので、発見された時は、たいへんな騒ぎだったろう。大きな甕棺が並んでいる。



甕棺の中の骨は失われていたが、副葬品が、発見されている。これらの副葬品は、入口近くの展示館に展示されている。是非、直に見て欲しい。当時のオシャレがわかる。



甕棺の中では、このように葬られていたという。
地中に、ななめに突き刺して、ふたをかぶせたという感じ。
このムラが、数百年もここで、継続していたということ自体が凄い。
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古代九州探訪の旅その4 吉野ヶ里歴史公園北内郭

2012年07月20日 | Other Western Japan


吉野ヶ里歴史公園の2回目。南内郭から、北内郭地区へ。ここは、祈りのための建物が並んでいたと考えられている。これは、その中心的建物。
こんな立派な建物が、あったのだろうか。3階建だ。



2階では、何かのミーティング中?



3回目は、卑弥呼を連想させる女性が、祈りを奉げているようだ。



物見櫓など、様々な建物が、復元されている。



高床式倉庫。



中もしっかり復元されている。



物見櫓から、北内郭を見下ろしてみた。



北内郭の北は、墓地群になる。
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古代九州探訪の旅その3 吉野ヶ里歴史公園南内郭

2012年07月19日 | Other Western Japan
2ヶ目は、宇佐神宮に行く予定だったのだが、大分への道がまだ復旧しておらず、佐賀県の吉野ヶ里歴史公園に行くことにした。



入口は、なかなか近代的。
資料によると、人家や、畑が多くあったエリアだったが、発掘のため立ち退いて、その後延々と発掘調査が続いている。



入口は、ジュラシックパークのようだが、まさに弥生パークと呼ぶにふさわしい充実振りだった。



これは、環濠。よそ者が入ってこないように、厳重に防御している。立っている杭は、逆茂木と呼ばれている。外を向いている。



中に入ると、集落が広がる。南内郭と呼ばれているエリアだ。
この地域は、北に行くほど身分の高い人が住んでいたと考えられている。一番北は、墓地だ。
物見やぐらには登ることができ、村を見下ろすことができる。



竪穴式住居の内部も一部公開されており、当時の風俗が再現されている。



北の方向を臨む。右奥に見えるのは、北内郭。祭りごとの場所と考えられており、大規模な建物も再現されている。



こちらは、南のムラ。一般人の住んでいたと思われる地区。



南内郭の中の王たちが住んでいたと思われる地区。



南内郭と、その外の倉と市のエリア。
弥生人の人々の暮らしを実感できるすばらしい公園だ。
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古代九州探訪の旅その2 九州国立博物館

2012年07月18日 | Other Western Japan



大分を諦めて、まず行ったのが、九州国立博物館。年間パスポートを持っているので、ただ。4つの国立博物館共通だ。
着いた時は、雨は降っていなかったのだが、見終わったら豪雨。とても、外を歩く気にならず、博物館内のレストラン(確かニューオータニだった)で、玄界灘の海鮮スパゲティをいただき、小倉に向かった。



博物館からは、大宰府天満宮へのリフトがあるようだ。行かなかったので、どうなっているかわからないが、入口は、シュールだ。



企画展は、15人の京絵師の絵を展示した美のワンダーランド展。珍しく、常設展より、企画展の方が空いていたが、見ごたえは、十分。特に、やはり人気の若冲がユニーク。斬新!後期には、蕭白の、これまたユニークな作品が展示されるようだ。
江戸中期の文化レベルの高さに舌を巻いた。



人気の常設展は、流石見ごたえがある。新しい博物館だけあって、ひじょうに、見やすい展示だ。
たまたま、朝日新聞から出ている博物館シリーズの、九州国立博物館の巻が出たばかりであることもあるかもしれない。
わざわざ、掲載された作品の館内地図まで、作られていた。
九州が、古代、文化の入口であったことがよくわかる。



日朝交流の軌跡展もやっていた。対馬などの島々をはさんで、九州と、韓国が、極めて深い関係を、いい意味でも、悪い意味でも、築いてきたことがわかる。

ということで、雨のおかげで、九州国立博物館を堪能できた。

その後、小倉に向かったが、一般道で、土砂降りの中、2時間半。翌日は、高速で、1時間。
えらい違いだ。

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古代九州探訪の旅その1 仙道古墳

2012年07月17日 | Other Western Japan
今回の九州旅行を、これからしばらく振り返ってみたい。

福岡空港についたら、いきなり、九州高速全線通行止め。本当は、高千穂に行こうと思ってたのだけど、何時間かかるかわからない。高速が通れたら、3時間ほどだったはず。

ということで、大分の臼杵に目的地を変えて、たらたら国道を行ったら、途中で、おまわりさんがいて、この先、土砂崩れで通行止めという。2時間ぐらい走った後だったから、がっくりきた。その時点では、雨もほどんと降っていなかったし。
どうやったら大分に行けますかと聞くと、たぶん今日は、行けませんという。
確かに、近くの川は、あふれんばかりの濁流だ。確か浮羽というところだった。

宿も、大分にとってあったのだが、キャンセルして、博多の宿がとれなかったので、小倉に宿をとって、また来た道を逆戻り。

その途中で、見つけたのが、この仙道古墳。直径45mの立派な円墳なので、道路から、よく見えた。



昭和53年の調査までは、かなり破壊されていたようだが、今は、きれいに復元されている。
古墳時代中期の6世紀のものという。



中は、装飾文様が施されていたと。その様子が、脇に実物大で展示されていた。本当の色は、赤と緑だったそうだ。



埴輪も多く見つかっており、特に、この盾持ち武人埴輪は有名だ。
この古墳は、知らなかったが、この埴輪は、どこかで見た(写真だったかな?)。
埴輪は、発掘状況から、古墳の周囲に立てられたことがわかった。
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