かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Paul McCartney OUT THER JAPAN TOUR in TOKYO SET LIST with some comments 

2013年11月20日 | The Beatles

一昨日、昨日と、PMのコンサートを楽しんだが、今日は、一休み。ポールは、3日連続で、コンサートはしないというのが、ポリシーだ。
明日に備えて?SET LISTを整理してみる。
SET LISTは、既に新聞などで、公表されているので、ごく個人的な一言コメント付で。

1, Eight Days a Week
  意外なオープニング。ポールの意図は?
2, Save Us
  日本で、新アルバム”NEW"からの曲を、4曲もやってくれた。もちろん、世界初。
3, All My Loving
  これは、嬉しかった。50年以上前のデビューアルバムからの1曲。今でも、新鮮だ。
4, Listen to What the Man Said
  原曲とまったく同じアレンジだったように思う。熱心に聴き始めたころの曲で懐かしい。
(4), Jet
  東京公演2日目で、曲を入れ替えてきた。たぶん、Jet の方が、一般的には人気高い?
5, Let Me Roll It
  名曲。歌はもちろんだけど、ギター、ベースとのバランスも最高。歌が終わった後で、ギターソロのパフォーマンス。
6, Paperback Writer
  ジミヘンに捧ぐと言ってたけど、どういう関係だっけ?(PS.前曲の演奏時のギターがジミヘンのギターだったらしい)。
ビートルズも武道館公演でやったね。(PS. 使ったギターは、その時の録音で使ったものとのこと。)ポールは覚えていたのかな?曲の最後で、ハウリングのパフォーマンス。
7, My Valentine
  ナタリーポートマンと、ジョニーデップのPVが背景に。前アルバムのDVD版と同じ映像かな。ナンシーに捧ぐというMCで、スタート。しっとり、聴かせる歌。
8, Nineteen Hundred and Eighty-Five 1985
  この曲は、WINGS ファンへと言ってたけど、WINGS ファンには、他にもたくさん聞かせてくれたよね。両手で、翼を表すお馴染みのポーズ。
9, Long and Winding Road
  名曲。アレンジは、すっかり、ポールが毛嫌いしたフィルスペクターのアレンジだと思うんだけど。原点回帰を目指したLet It Be albumの趣旨には、反していたということかな?
10, Maybe I'm Amazed
  こちらは、リンダに捧ぐ。リンダに捧ぐと言えば、My Loveのイメージがあったけど、全然こっちの方が、いい。情熱的なシャウト。
11, I've Just Seen a Face
  軽い感じで。この曲も、ビートルズ時代には、ライブでやってないかな。ビートルズというよりは、ポールの歌というイメージの方が強い。
(11), Things We said Today
  東京2日目で、入れ替えてきた。こちらの方が、ビートルズらしい感じはするけど。
12, We Can Work It Out
  いい歌だ。ビートルズ初期から中期にシフトする時期の名曲。
13, Another Day
  12弦ギターに持ち替え。ビートルズが解散してすぐの曲だが、ジョンの歌で、ポールの作った詩は、Yesterdayと、Another dayだけだよねと揶揄された。当時は、ジョンとポールが、歌で喧嘩してた。今となっては.....メロディがすばらしい。
14, And I Love Her
  原曲に忠実なアレンジ。観客が、いっしょに歌ってたね。
15, Blackbird
  アメリカの民権運動への支援のために作った曲とのMC。ポールの弾き語りだが、ポールの立っている台がせりあがり、アリーナからは、見上げる感じになる。
16, Here Today
  ジョンに捧ぐ。せりあがった台の上で、そのままジョンへの曲を熱唱。ジョンが亡くなり、ポールの数少ない停滞期の曲だが、なかなかいい歌。
17, NEW
  カラフルなピアノで、弾き語り。CMにも使われているせいか、ポップなメロディで、頭にしみこんできた。背景は、アルバムと同じデコレーション。終了した後は、顎に片手をかけるいつもの得意のポーズ。
18, Queenie Eye
  日本で、新アルバムが、No1になったことのお礼のMC。新アルバムの中でも、ユニークないさましい?曲。シングルカットされるらしい。映像も、ユニーク。ちょっと、イエローサブマリンの映画を思い出した。
19, Lady Madonna
  ピアノの弾き語りで、シャウト。最高!
20, All Together Now
  意外な選曲。背景のアニメがかわいい。
21, Lovely Rita
  これも珍しい選曲。12弦ギターで。ビートルズ の曲は、現役時代にライブでやれなかった曲が中心のような感じがする。
22, Everybody Out There
  新アルバムからの4曲目。そのまま12弦ギターで。最後、絶唱。
23, Eleanor Rigby
  これまた名曲。アレンジも原曲に忠実。
24, Being For The Benefit of Mr. Kite
  これも意外な選曲。ジョンの曲じゃなかったっけ?映像は、曲にふさわしい、華やかな光のイリュージョン。天井には、カラフルなレザー光線。
25, Something
  ジョージに捧ぐということで、ジョージのウクレレで、歌い出し。途中で、本格的なバージョンにシフトし、大盛り上がり。背景のジョージとポールの写真が、涙を誘う。
26, Ob-La-Di, Ob-La-Da
  みんなで歌ってねというMCと共に、スタート。サビの部分を、観客のみで、熱唱。
27, Band On the Run
  WINGSの曲ではナンバー1と思う。あの、アルバムの表紙の撮影シーンが背景に流れる。Wings絶好調というよりは、3人になってしまったWingsが、思う通りに作り上げた軽快なロック。
28, Back in the U.S.S.R.
  シカゴで、1989年に初めてポールのコンサートに行った時も、演奏してくれた。その時は、席が悪くて、音が頭上で、渦巻いた。映像は、当時のソ連を彷彿とさせるもので、観客のノリも最高潮に。終わった後、ベースを観客席に投げるマネのパフォーマンス。
29, Let It Be
  再び、ピアノに戻り、これまた言わずと知れた名曲を。
30, Live and Let Die
  ライブの定番。やはり、生で見るとすさまじい。火柱は、KISSのコンサートの時より、本格的。最後の爆発の後もポーズもお決まり。でも、後ろの女性客は、本気で、ポールの耳を案じていた。
31, Hey Jude
  言わずと知れた名曲。ナナナーの部分を、みんなで合唱するのはいつものパターン。男女別々の合唱の部分では、男性の声の方が高かったような気がする。名曲を、作曲者と歌えるなんて。

ENCORE 1
32, Day Tripper
  イギリスと、日本の巨大な国旗を振り回しながら、登場。
やはり、ビートルズの日本公演で演奏した曲。史上初のヘビメタ?永遠にかっこいい歌。
33, Hi Hi Hi
  本格的にポールを聴き始めたころに流行った曲。BBCでは、放送禁止になったが、ポールらしい、本格的ロックンロール。そういえば、相撲が気に入っているようで、ENCOREでは、四股踏んでた。あまり、決まってなかったけど。そういえば、九州場所に、懸賞金出したそう。
34, Get Back
  ビートルズの最後のルーフトップライブで披露された名曲。アレンジも原曲に近い。
(34), I Saw Her Standing There
  2日目に入れ替えてきた。50年以上前の最高のノリが、この世に現れた感じ。デビューアルバムのオープニング曲。Get Backとどっちがいい?と聞かれても困ってしまう。こっちかな?

ENCORE 2
35, Yesterday
  福島に捧げるのMCで始まる。素晴らしいの一言。声も、どうにかもった。20世紀を代表する名曲。弾き語り。
36, Helter Skelter
  ステージを去ろうとするポールに、スタッフが、ベースを無理やり手渡すパフォーマンス。どヘビーなロック。最後の方の、リピート部分のアレンジはちょっと? ここは、原曲に近くやって欲しいのだけど。
37, Golden Slumbers / Carry That Weight / The Ehd
最後の曲ですとのMCと共にスタート。このパターンは、やはり初めて彼のコンサートに行ったゲットバックツアーから取り入れられたパターン。ビートルズの最後の瞬間を飾るアビーロードB麺のメロディが、生で見れるなんて、と当時思った。その思いは今も変わらない。
ピアノの弾き語りで始まって、途中から、ギターの弾き語りに。
THE ENDが終了すると、紙ふぶきでステージが見えなくなった。ステージを去るポールの姿が、巨大ディスプレイに映し出された。
THANK YOU, Paul!

考えてみると、原曲に忠実なアレンジの演奏が多かった。
ということは、50年前、40年前、30年前、20年前、10年前のアレンジが、今も全て、完璧に有効だということだ。
そして、ポールもまったく同じように演奏してくれる。
奇跡とはこのことだろう。ポスターの文句は、嘘ではない。

ということで、ナンバー1は?
ポールのコンサートということで、ビートルズ時代を除いて、Band On The Runが、最高だったな。


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Paul McCartney OUT THERE JAPAN TOUR in TOKYO DOME 2nd day

2013年11月19日 | The Beatles

今日も、PMのコンサート。
連日のPMのコンサートなんて、夢みたいだ。
今年、世界中で、PMのコンサートを移動なしで、続けて見れるのは、東京と大阪しかない。
そもそも、そんなに、数やってない。
その点でも、今回の日本公演は、お得感が強い。
3.11の被害者の方を招待したり、Yesterdayを、福島に捧げたりもしていた。
それにしても、報道によれば、昨日は、5万人入ったというから、売上、7億5千万円!
オークションでは、とんでもない値段で、取引されてたから、実際に観客が払った金額は、もっと大きい。

下世話な話は止めにして、今日のコンサートの話。
昨日より、10分ぐらい遅く始まったが、曲目は、昨日から、3曲入れ替え。
日本語のボキャブラリは、少し増えたかな。
"いいね!""超サイコー"など。"書きました”は、カンペを見なくても言えるようになった?
昨日も言ってたかもしれないけど。
昨日よりも、リラックスしてるように見えた。
アリーナの、B6区画だったので、昨日より、ずいぶん前の席。
一体感も増す!
グラスを使うとすぐそこに見える。

昨日も今日も立ちっ放しで、いい運動になったが、PMは、その間、歌いながら、ベース、ギター、ピアノ、ウクレレを弾きまくっているのだから、こっちが疲れたなどと、言ってられない。

明後日は、日本最終公演。
PMにとっても、仕事納めか?
最終日は、1塁側スタンド席だけど、新たなボキャブラリは、聞けるかな?

楽しみだ。
終わったら、寂しくなるけど。

ちょっと写真もご紹介。



公演が始まる前の通路は、大混雑。



野球選手だけじゃなくて、公演をやったミュージッシャンの写真も飾られていたんだね。
これは、GHとEC。



これは、PM。たぶん1990年の時の写真。公演をやった年月のみが、書き加えられている。



昨日より、少し下から、アリーナを見下ろしてみた。



今日は、昨日より結構前。横に見えたエンジニアの席が、後ろに見える。



いよいよ東京公演二日目の開始。



アンコールを待っているところ。



東京公演二日目も終わっちゃった。

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Paul McCartney OUT THERE TOUR in TOKYO DOME

2013年11月18日 | The Beatles

今日は、いよいよPMの東京公演。
私にとっては、2回目。1989年12月のシカゴでのコンサート以来になる。

6時に着いたが、凄い人。凄い熱気。
始まる前から、盛り上がり方が違う。
グッズなど、行列が長くて、買えやしない。
プログラムだけは、別に売ってて買えたけど。

コンサートが始まったら、興奮しっぱなし。
全然、年齢を感じさせない。
PMも、観客も、一体となって、楽しんだ感じ。
PMの50年以上に渡る音楽活動の集大成と思わせる内容だった。
あっという間の、ぶっ通しの3時間。
新アルバムからも、4曲。世界、初生演奏。日本のファンへのサービスだ。

音楽史に残るコンサートになることは、間違いない。

PS
グッズを買うなら、相当早く来るか、遅くなるの覚悟で、終わってから買うか。
ドーム内にもグッズ売り場はあるけど、品数も少ないし、ストックも少ないので、やっぱり本格的にグッズを探すなら、屋外のグッズ売り場がお勧め。

ちょっと写真も、



ドームが近づいてきた。



凄い人だ。



いよいよ、入場。



アリーナ席だが、一階席から降りて行く。



席が見つかった。D12の区画。まずまずよく見える。
PMのピアノの弾き語りは、ちょうど真横から、見えた。
両脇のスクリーンと、ステージ後ろのスクリーンで、演奏の様子が大映しになる。
ちゃんと、MCの末煢fされる。と言っても、片言の日本語MCも多かったけどね。
双眼鏡も持っていったから、肉眼でもよく見えた。



エンジニアの席のちょうど真横。



まだ開始のずっと前だが、もう超満員。



ということで、すばらしいコンサートだった。

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BBCセッションズ ザ・ビートルズ

2013年11月17日 | The Beatles


シンコーさんから、またまた出たBeatles本。
PMの来日とは、別のビッグイベントである”On Air Live at the BBC Volume 2"の発売に合わせた ムックだ。

前作のVol 1からもう19 年経ったという。びっくりだ。

11/11のCD発売と同時に、内容の解説本を出せるよう相当苦労したらしいが、とりあえず成功しているようだ。Deepとまではいかないが。

記事の中では、本CDのエンジニアのインタビュー記事が一番興味深い。
マスターテープは、BBCの倉庫に、ばらばらに眠っていたそうだが、テープがよれたりしていものもあり、また内、いくつかのマスターは、トランスクリプションディスクがベースになっているという。
マスターと言っても、すでにコピー品も含まれており、相当の修復が必要だったことは、想像に難くない。
作り方は、基本的には、3ステップで、まず音源をデジタルデータに取り込み、ハム・ノイズ、音の欠損を修正し、プレイバックすることに行われるのだという。当たり前か。

3年かかったというから、The Beatlesのオフィシャル版のリマスター作業が終わってから、こつこつ取り組んでいたことになる。ご苦労さま。

ついで記事も多いが、松崎しげるの若かりし写真にびっくり!PMのぱくりが彼の原点だったらしい。

その他、ブリティッシュロックの大御所たちのBBCライブ情報も。
音源を持っているものもあるが、持っていないものもあり、ちょっとゲットしてみるかと思わせる魅力あふれる顔ぶれだ。

ということで、目新しい情報もあり、まぁ、ファンだったら、ゲットしてもいいかも。

実は、CDやアナログ盤もゲット済で、聴きながら、本書を読んでいるところ。
やっぱり、聴かないとだめという感じもするが、そこのところは、別途ご報告したい。
CDの方は、絶対お勧めできるとだけは、言っておきたい。

明日から、いよいよPMの東京公演だ。
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アビイ・ロード・スタジオ

2013年11月16日 | The Beatles

今日は、最高のゴルフ日和で、グッドスコアを期待したのだが.....



アビイ・ロード・スタジオを主役にした本が出た。
このスタジオの名は、ビートルズのおかげで世界に知れ渡っている。
私も、2回訪れた(門までだけど)。
でも本書を見ると、ビートルズは、このスタジオの1ページに過ぎないことがわかる。
クラシックから、ジャズ、ロック、映画音楽まで。
音の歴史が、そのままアビー・ロード・スタジオの歴史だ。

1931年がこけら落しというから、まさにレコードが量産されるようになってからの歴史を、このスタジオは、全て見てきた。
写真も豊富で、技術の発展の歴史から、ここで、録音したアーテイストの姿まで、まさにサービス満点。
付録のカレンダー目当てで、日本版をゲットしたが、これだけ、ヴィジュアルだったら、英語版でもよかったな。

ビートルズに関しても、数ページさかれているが、ハードデイズナイトのアルバムに、LPを一所懸命入れている女工さん?の写真や、愛こそすべての全世界同時中継前のリハーサルの写真など、初出と思われる写真も満載。

音楽に興味のある方々に広くお勧めできるが、ちょっと高い。


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