かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

たっぷりスペイン世界遺産紀行その4 トレド①

2018年01月26日 | Europe・Middle East・Africa
寒い。
今週末は、ゴルフがなくて、助かった。



忙しいツアーで、マドリッドでのランチの後は、トレドへ。
南西へ70キロほど。
トレド内のホテルに泊まれるのも、ツアーの目玉の一つになっている。
天然の要塞になっており、タホ川に囲まれたところにトレドはある。



トレド全体が、中世の姿を留めており、街全体が世界遺産に指定されている。
古代ローマ時代から栄えていたというから恐れ入る。



16世紀の街に迷い込んだようだ。



ホテルの看板もある道標。
とにかく道が狭く、込み入っている。
油断すると道に迷うこと間違いなし。



泊まったチャールズ5世ホテルは、ジョニー・デップ主演の映画のロケで使われたらしく、部屋それぞれに出演者の名前が冠されている。
と言っても、すいません、知らない女優さんでした。



早速、市内散策へ。
狭い!暑い!



こんな感じの街を巡る。



訪れたのは、カテドラル。
巨大かつ立派。
後日、スペインには、各都市に大きな教会が必ずあることを知ることになる。



スペイン全土のカトリック教会の総本山。



思わず見入ってしまう。



パイプオルガンも立派。



凝りに凝ったステンドグラス。
全部で約750枚あるという。



お宝。
聖体顕示台。
周りは、純銀製という。
中央部分は、純金製で、宝石類ももちろん本物。



聖職者が座る部屋。



この後ろから、合唱団に歌が響き渡る。
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たっぷりスペイン世界遺産紀行その3 プラド美術館

2018年01月25日 | Europe・Middle East・Africa
今日も、めちゃくちゃ寒かった。
スペインの夏が、懐かしい?



スペインで、最も有名な美術館は、もちろんプラドだ。
世界三大美術館の一つとも言われる。
スペイン王家が収集したコレクションが核となっている。
今年、日本に来るが、やはり、本丸での展示は、レベルが、違う。



ベラスケス、ゴヤ、エルグレコが有名。
これは、美術館の前にあるゴヤの彫像。



向かいにあるサン・ヘロニモ・エル・レアル教会。



エントランス。



ここから先は、撮影禁止。
有名な作品がたくさんありすぎるので、効率よく回らないと、いくら時間があっても足りない。
時間がない時は、事前によく調べてから行くことをお勧めする。



ランチ会場へ移動。
難民歓迎の垂れ幕がある建物。



王宮は外からのみだったが、流石。
2800以上の部屋があるという。
一時は、世界を制覇した国だ。



フェリペ3世かな?



王宮前の広場にある美しい建物。



スペイン最初のランチは、もちろんパエリア。
こちらは、見慣れたパエリア。



そして、こちらは、イカ墨パエリア。
披露した後、取り分けてくれた。



こちらもレストラン前にあった王立劇場。
日差しが眩しい。

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たっぷりスペイン世界遺産紀行その2 スペイン広場・ソフィア王妃美術館

2018年01月24日 | Europe・Middle East・Africa

雪は、概ね溶けたが、寒い。
インフルエンザも流行っているのし、気をつけなければ。



まずは、マドリッド市内観光。
車窓からだけでも、立派な建物が多いのがわかる。
ただし、やはり、大航海時代の名残で、近代に入ってからは、内戦などもあり、他のヨーロッパ諸国に遅れをとっているようだ。
難民もドイツには行きたがるけど、相対的に貧しいスペインにはあまり行きたがらないらしい。



最初に訪れたのが、スペイン広場。
グランビア通りの西側の端にある。



ドン・キホーテとサンチョ・パンサの像。



その後ろに著者のセルバンテスの像。
16世紀から、17世紀にかけての、スペインが最大の力を誇っていた時代の人だ。
レパントの海戦で左手を失ったという。



たぶんサンマルコス教会。
スペイン広場の向かいにある。



国鉄アトーチャ駅。
この向かいにソフィア王妃芸術センターがある。



ソフィア王妃芸術センターのエントランス。
1990年オープンで、モダンな感じ。
元々は、病院の建物だったのを、改築して、モダンな姿になった。



ダリは、スペインを代表するアーティスト。
シュールリアリズムの第一人者だが、その意味を汲み取るには、相当にらめっこすることが必要?



右上の女性は、後に妻となったガラと言われている。
メインは、もちろんピカソのゲルニカだが、写真は撮れない。
ナチのゲルニカ空爆を題材にした絵だが、ナチもあまりにも悲惨な結果に空爆を控えるようになったという。
しかし、戦後、スペインは、フランコの独裁となり、ピカソは、二度とスペインの地を踏まなかったという。



目のメトロンノームで、頭がくらくらしてくる。



屋外にも展示が。



中庭に立つと、かつて病院だったことがわかる。
これは、ミロ。



これも、ミロ。
すばらしい現代アートの美術館だった。

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たっぷりスペイン世界遺産紀行その1 マドリードへ

2018年01月23日 | Europe・Middle East・Africa
今朝は、鉄道は、平常に戻っていて、助かった。



もう半年近く経ってしまったが、スペイン旅行の振り返りもしなくっちゃ。
今回は、ロンドン経由で、イベリア航空利用。
ちょっと乗り換え遠すぎ?



イベリア航空に乗るのは、初めてかな?
そういえば、スペインそのものが初めてだった
初めての国に行くのはかなり久し振り。
ネパール、ブータン以来か?



マドリッドは、暑い。
実はその後、もっと暑かった。



日本では、あまり見ないA380。
流石に大きすぎて、生産中止の話も出ているね。
いろいろ考えると、中間の使い勝手のいい機体が、やはり安心感大。



イベリア航空では、こんな食べ物が。
食べたいような気がしたけど、ちょっとフライト時間短かったし。
サービスはLCC並。



マドリッド空港の内部は、曲線と、木を生かしたすばらしいデザイン。
日本的な雰囲気もあり、日本の空港に採用したかったぐらい。



今回のホテルは、最後のバルセロナ以外は、郊外の中級ホテルが多かった。

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異文化理解力

2018年01月22日 | Books
雪が凄い。
あまり積もらないで欲しい。



本書は、グルーバルビジネス関連のセミナーに参加した時いただいた。
しっかりした本で、まさに我々のような仕事をしている者にとって、”あるある”的な話を、うまくまとめてくれている。
ベテランのビジネスマンは、大体、体でわかっていることが多いが、まだ経験したことがない地域についての話は、十分に参考になる。
若い人で、これから海外出張が増えるような人には、おおいに参考になるだろう。

ネタバレになるが、

ローコンテクスト・ハイコンテクスト
直接的なネガティブフィードバック、間接的なネガティブフィードバック
原理優先・応用優先
平等主義・階層主義
合意指向・トップダウン
タスクベース・関係ベース
対立型・対立回避型
直線な時間・柔軟な時間

などが、わかりやすい評価軸になる。
そして、日本は、いずれの項目も、中間ではなく、極端な位置づけにあることもわかる。
これは、確かにそうだと思うし、その自覚を持ちながら、異文化と付き合う必要があるのだろう。
アジアだから一緒の項目と、アジアでも全く違う項目も、再認識される。

列に並ぶ時、常緑樹的という言葉があるそうだ。
時々、海外で、横入りされることがあるが、これは、常緑樹的な思考をする国々では、ある意味自然なことである。
これが、スケジューリングを直線的に行う文化と、常緑樹的に行う文化にも反映する。

これは、どちらがいい悪いではなく、文化の違いをお互い理解することが必要だということなのだ。

良書だと思う。


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