こんにちは、富岡です。
休日「英国王のスピーチ」という映画をDVDで観ました。
2010年の映画で、アカデミー賞4部門を受賞しました。
今のエリザベス女王の父上であるジョージ6世の物語です。
幼少の頃から吃音に悩んできたジョージ6世がライオネル・ローグ
というスピーチ矯正の専門家と出会い、さまざまな葛藤を乗り越え、
ついには、立派に国王としてのスピーチを成し遂げる、という話です。
この映画を観て、私が一番強く印象に残ったのは、
ライオネルの「コンサルタント魂」です。
ライオネル・ローグは、たまたまジョージ6世(当時はまだ国王
ではなくヨーク公)の妻がみつけてきた人物でさほど権威ある専門家
とは言えません。したがって最初王室が訪ねてきた時点で驚くわけですが、
王室だからといって一切遠慮はしないのです。あくまで対等な立場で接し、
容赦なく指導していきます。
このぶれない姿勢というのは、すばらしいと感じました。
見習います。
富岡 淳