こんにちは。小笠原です。
先日(と言っても、3週間ほど前)になりますが、
平成26年度のおもてなし経営企業選の選出企業が公表されました。
おもてなし経営企業選とは、経済産業省が行っている事業で、webサイト上で次のように記載されています。
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少子高齢化、価格競争の激化、グローバル化への対応等、多くのサービス事業者は厳しい競争にさらされています。
一方、各地域には、価格競争に陥ることなく、顧客のニーズに合致したサービスを継続的に提供し、「顧客」のみならず、「社員」、「地域・社会」から愛される経営を実現している企業が存在します。
経済産業省では、このような「①社員の意欲と能力を最大限に引き出し、②地域・社会との関わりを大切にしながら、③顧客に対して高付加価値・差別化サービスを提供する経営」を、「おもてなし経営」と称して、地域のサービス事業者が目指すビジネスモデルの一つとして推奨しています。
(引用元:経済産業省 おもてなし経営企業選 webサイト)
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このおもてなし経営企業選ですが、昨年の9月の実務補習の際に診断先に提案をしたものです。
実務補習で社長ヒアリングを行ったときに、診断先の社長が次のような課題意識を持たれていました。
・自社がどのような企業かを知りたい
・部門が縦割りになっていて、連携ができるようにしたい
・何か面白いことをできる場を社員に提供したい
・社員の家族が誇りを持てる会社にしたい
そこで、提案をしたのがこのおもてなし経営企業選への応募でした。
・社員の中堅層を中心にプロジェクトチームを結成することで、横連携を実現できること
・自社が地域・社会とどうかかわっていくのかを考える契機にできること
・「おもてなし経営」を実践されている企業として選定を受ければ、自社を誇りに思えるようになること
この提案内容に、診断先の社長からもこういう機会があれば、チャレンジしやすくて面白いと好評をいただいていましたが、
提案をした時期が応募締切の1カ月ほど前であったため、実際に応募されたかどうかはわからないまま・・・。
ふと思いだして、おもてなし経営企業選の選出企業を調べてみたのですが、
残念ながら、今回の選出企業に名前を連ねてはいませんでした(応募をされていないのかも知れません)。
でも、いつの日か、このおもてなし経営企業選の選出企業にその診断先の名前が載っていたら、
診断士冥利に尽きるんでしょうね。