14期生の長田真由美です。
独立宣言相次いでますね。
春は卒業と旅立ちの季節。皆様の決断に心からエールを送ります。
春は花の美しい季節でもあります。
今年は北京に行ってる10日間の間に桜が咲いて散ってしまいましたが (><)
北京でも街のあちこちに桜の木がたくさん植えられ、春の心地よさを堪能しました。
フランスでは5月1日はスズランの日。愛する人やお世話になった人にスズランを贈ると、贈られた人が幸せになるのだそうです。
私もベルギーで1度、スズランをもらったことがありました。あの頃、その意味を知っていれば、贈ってくれた人とイイ仲になれたのかも (><)
ヨーロッパではどんなスーパーでも小さなお花が300円以下で置いてあり、庶民が手軽にお花を買って家に飾って楽しんでいました。日本では長らく、花を買うのは値段も敷居も高かったですよね。
むかし秘書室にいた頃、会社の用事で六本木の日比谷花壇に電話して、ウン万円の胡蝶蘭を注文したり。誰かのお祝いやお見舞いのためにお花を買いに行ったり。人に贈ったり贈られたりというためだけに花のマーケットがあったような気がします。最近はAoyama Flower Marketの成功に象徴されるように、300円とか500円程度の小さなブーケや鉢植えを日常使いで買って帰るのがずいぶんポピュラーになってきましたね。
欧州ではオランダが花ビジネスで有名です。キューケンホフ公園という広大なチューリップ畑が知られていますが、観光用に有名なだけでなく、物凄い量の花を輸出しています。たった2000万人の人口の国ですが、日本より多い生産額を誇り、欧州主要国におけるオランダ産の切り花のシェアは70%に上るそうです。
実はオランダは北海道より北にあり、東京の感覚からすれば相当な寒冷地ですが、温室をたくさん作って工業製品のように花を作っているのです。オランダは欧州の中心に位置し、物流でも有名で、空港も港も高速道路網も整備されていますから、鉢植えでなく切り花を遠隔地に迅速に高品質で届けることができるのでしょう。
花のように生活を豊かに彩ってくれるモノやコトのビジネスが発展するといいですね♪