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他の方の文章から気づくこと

2016-09-08 23:55:57 | 16期生のブログリレー

お疲れ様です。16期生の鯉沼です。

季節の変わり目で、疲れがたまりやすい気候ですよね。
みなさま、体調管理には十分ご留意ください。

少し前になりますが、私の職場に基礎研修を終えた新人2名が配属されました。
私のいる部門は営業組織の一部ですので、新人たちは8月に入り客先訪問の機会をどんどん与えられ、お客様あてのメールや訪問レポートの作成に四苦八苦しながら取り組んでいます。

必然的に私がその文書をチェックする機会も増えたわけですが、偶然にも7月末の第二回稼プロ講義で「書く」ことを学んだ直後のタイミング。
鴨志田塾長がおっしゃっていた「添削する側になったときには、もとの文章を生かすことを心がける」に留意し、私も四苦八苦しながら対応しております。

さて、その新人のひとり(女性)と客先訪問し、その後、訪問のお礼メールを書いてもらったときのことです。
彼女にとっては社会人になって初の客先訪問の機会でしたので、そのことに軽く触れたお礼の文を考えるように指示しました。
上手に表現できていたのでよかったのですが、一連の彼女とのやりとりの中で私は自分の誤った知識を発見しました。

私は四半世紀の社会人生活において、文書の中で自分のことを表す単語として「小職」という言葉を常識として用いていました。
ただ、新人女性の使う言葉としては少し硬いなと思い、何が良いのかと調べてみたところ。。。。
そもそも「小職」という言葉は、民間企業の人間は使わないことがわかりました。

多少パニックになった私は、鴨志田塾長にメールでご質問させていただいたところ、男女問わず「私(わたくし)」がマナー的にも適切とのことでした。
(ありがとうございました) 

世間の常識を疑えとは言いますが、今回のことは自分の常識が世間の常識とずれていた=単なる勘違いです。
たぶん、他にも同じようなことがたくさんあるんだろうなぁと感じました。

第二回講義の中で、大草講師から「他人の文章から学ぶ」ことの重要性を教えていただきました。
今回の件も、新人の文書に正面から向き合わなければ、流してしまって一生気づかなかったと思います。

他の方の文章を読む際には「良い面」「悪い面」を意識するだけではなく、「なんとなく違和感を感じる(自分と違う)」ことから発見できることもあるのだ、と心に留めようと感じた件でした。

鯉沼和久 

コメント (3)
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