8/12のブログで、「コーチングはじめました①」を執筆いたしました。
にも関わらず、9/4のブログは、「コーチングはじめました②」を執筆すると見せかけて、特別企画「シンガポールに行ってきました」を執筆してしまいました。
合宿も終わったことですので、おまちかね(?)の「コーチングはじめました②」を執筆します。
私自身、実は大学時代には心理学を専攻し、大学院に進学して、臨床心理士になるつもりでした。
しかしながら、諸事情により、公認会計士になった、という過去があります。
心を扱う、お花畑でヒューマニズムなイメージの「臨床心理士」から、お金を扱う、生々しくシビアなイメージの「公認会計士」にシフトしました。
何が言いたいかというと、「私自身は、カウンセリングについては勉強していた、」ということです。
では、そのカウンセリングとコーチングの相違点は何でしょうか。
共通点
・クライアント自身が答えを出すことのお手伝いをすること
・ライアントが自分の考えを整理するために、クライアントの話を徹底的に聞くこと
相違点
・カウンセリングでは、ただ、徹底的に聞くことが目的で、口出ししてはいけない。一方で、コーチングでは、クライアントに適切な質問をして、あらたな視野や気づきを与えることが求められる。
・カウンセリングでは、目標は設定しない。一方で、コーチングでは、目標を設定して、一定の時間内に達成することが求められる。
私は、当初は、カウンセリング風に、話を「うん、うん」と聞くだけで、クライアントの目標達成の方向に導くことができませんでした。
何度か練習を重ね、また、コーチングの名手から、自分自身がカウンセリングを受けているうちに、効果的な質問がストックできたり、ペース配分もつかめるようになりました。
これからも精進いたします。
最後に、コーチングを使って中小企業の支援をすることについて考えてみます
いくら、コンサルタントだといっても、会社や業界のことは社長自身の方が詳しいに決まっています。
その社長から、自身が気づいていない価値を、第三者の客観的な視点で、引き出してあげるのが、最も効率のよい問題解決策です。
そもそも、価値のない会社は倒産しているわけなので、生き残っている以上はなんらかの価値があるはずです。
また、中小企業の社長というのは、「教えられる」という上から目線が、嫌いな方が多い。
話をじっくり聞いてあげるだけでも、さらには、「答えは自分見つけた、」という体裁を整えてあげれば、ご機嫌がよくなります。
自力でなんとかしてやろう、という気概がなければ、社長なんてやってられません。
みなさまも、一度、コーチングを経験されてみてはいかがでしょうか。
今なら通常の3割引きでコーチングを提供させていただきます、とか。