16期田代です。
今週火曜日に診断士1次試験の合格発表がありました。合格基準が「総得点の59%以上、かつ1科目でも満点の40%未満がないこと」へと緩和されたり、経営情報システムは「受験者の得点に4点加算」されたりと、弾力的な得点調整が行われました。それにもかかわらず、合格率はわずか17.7%、合格者数は2,404人だったことから、相当難易度が高かったものと思います。ちなみに昨年の合格率は26.0%でした。
私も複数回にわたり1次試験を受験しましたが、7科目すべて同時に60%を超えたことはなく、いつも1科目は足切りぎりぎりの得点で、薄氷を踏む思いで合格をつかみ取ったことを思い出します。前年には80点を超えて得点源となった科目が、翌年には40点ぎりぎりしか取れないなど、難易度は受験年によって大きくばらついていたと思います。
この試験の合格者は2次試験も含め、1度目の挑戦で終わる人よりも、合格するまで何度も挑戦し続けた人が圧倒的に多いと思います。試験の結果は、受験した時の自分自身の知識・経験・気力や能力レベルに加え、さまざまな外部環境も影響します。1度の試験結果がすべてではありません。どんな失敗でも成功するまで続ければそれは失敗ではない。特別講師の藤田先生の言葉にもありましたよね。
挑戦を開始した時の能力よりも、あきらめずに最後までやり抜く心・気力・意志の強さのほうが、成功を成し遂げるためには重要なのだということを改めて感じました。
先ほど、広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を果たしました。今週は2位巨人の粘りもあり、足踏み状態が続き、毎日やきもきさせられたことと思います。優勝を信じて応援し続けたファンや球団関係者の方々、おめでとうございます。
一方、全米オープンの錦織選手。強敵マリーを撃破したものの、残念ながら準決勝で敗れてしまいましたが、ファンに夢を見させてくれました。日々成長を続け、きっと近いうちに夢をかなえてくれることでしょう。
あきらめずに成功を手に入れるまで自分を信じてやり抜く。だからこそ大きな喜びを手に入れられる。
おかげさまで、大切なことに改めて気づくことができました。
ありがとうございました。